テイネ BIG AIR
4年前、テイネハイランドにもパークがあった。
Final Cut Express (FCE)での編集の練習を兼ねて、4年前のスゴい映像を掘り出してみた。研究室のメンバーでテイネハイランドへ滑りに行ったときに、後輩が撮影した映像だ。望遠端で手ぶれが大きいので、モーションを使って、大きな手ぶれを少し減らした。外側に隙間ができてしまうので、静止画をイメージマスクとして使ってみた。慣れないことをすると一気にクオリティが下がるけど、練習だから仕方ない。
確か、8 mくらいのキッカーだったと思う。そこそこ大きい。キッカーの手前にみんなで並んで待っていた横を、女子大回転を滑り降りたそのままの勢いで通り過ぎ、減速もしないでキッカーに突っ込んで行った。ちゃんとランディングバーンに降りられるスピードより圧倒的に速かった。案の定、スゴい高さと滞空時間のエアーを披露して、腕を大きく振り回しながら落ちて行ってキッカーの陰に消えた。
抜けた気配がない。少しして、キッカーのそばのジブアイテムで遊んでいたボーダーが駆け寄って行くのが見えた。しばらくして、キッカーの上にボードが置かれて閉鎖。帰り際に様子をちらっと見ると、ランディングバーンをずいぶん越えたところにうつ伏せのまま倒れていた。時おり痙攣しているようにも見えた。パトロールがやって来るところだったので、パークを離れた。それからまたしばらく経つと、救急車のサイレンが聞こえて来た。
翌シーズンから、テイネハイランドからパークが消えた。山頂にあって景色が抜群で好評だった3連キッカーもなくなった。この事故が直接のきっかけではないかもしれないけれど、怪我人は結構多かったのかもしれない。
パークの入口がはっきりしないのがよくなかったとは思うけど、全く減速せずにキッカーに突っ込んで行ったは、減速できなかったからなんだろうか。確か、外人だったらしいし、止まり方を知らない観光客だったのだろうか。あの高さからフラット落ちしたらヤバいなぁ。怪我しないように気を付けよう。
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