「東北海道」大島秀昭 写真展
今日、2010/1/28(木)から2/2(火)まで、大同ギャラリーで「東北海道」大島秀昭写真展が開催されるらしい。
大島さんのことは全然知らなかったけれど、北村研修会で案内をもらった。案内には代表のMさんからの言葉が載っている。
藻琴山と、もことやま山荘を中心に道東地方の景色を独特のタッチで表現する写真家の、私の仲間が札幌で写真展をおこなう事になりました。
案内には1枚だけ作品が印刷されていた。つい先日、やっちくんが紹介していたMichael Kennaの作品へのオマージュかと思えるようなモノクロ写真だった。
北海道美術ネットには、次のように紹介されていた。
流氷、森林、湖沼、山並みなど道東の自然に造形の美しさを見出し、銀塩モノクロプリントで撮ったおよそ60点。昨年11-12月、富士フイルムフォトサロン東京で開き好評だった個展を札幌でも。大島さんは網走在住。
富士フイルム フォトサロンで開催された大島秀昭写真展「東北海道」の紹介を見てみると、Michael Kennaの作品から受けた印象と重なった。ぜひ、マイケルケンナ 写真展 - 風景に刻まれた記憶と合わせて観に行ってみたい。
それにしても、人間の目には本来カラーに見える世界をモノクロにすると、それだけで「作品」として見えるようになるのは面白い。もちろん、ただモノクロでとっても仕方ないのだろうけど、情報を制御することは芸術の分野でも大きな効果があるのだと思った。森山大道写真展「北海道 - 序章」でも、モノクロの作品には不思議な印象を受けた。そういえば、写真に限らず、「END OF THE LINE」のインタビューシーンもモノクロだった。ちょっと、モノクロへの意識が変わったかも。
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コメント
そうそうぼくも富士フォトサロンで見ました。
そのときはマイケルケンナを知らなかったのですが
あとから気付いてあぁなるほどと思いましたよ。
投稿: やっち | 2010年1月28日 (木) 14時30分
>やっちくん
すごい!観に行ってたんだ。
やっぱりそう思うよね。
大島さんの写真展は開催期間が短いから早く行かなきゃ。
投稿: H本 | 2010年1月28日 (木) 19時16分
見に行けたのはたまたま現場が
その建物だったりしたからなんですけどね。
投稿: やっち | 2010年1月28日 (木) 23時12分
ちょうど、昨日ヨドバシで
大島さんの写真展の案内ポストカードを
見かけて、きになってました。
まだ九州にいたころ 出張をいいことに
マイケルケンナの写真展を恵比寿にある東京写真美術館(だっけ!?)に見に行って
ますます北海道に行きたくなったことを思い出します。
何時間も同じ場所で
ずーーーっと自然と向かい合って
その瞬間をきりとるっていうスタイルに憧れます^^
投稿: 悠らり | 2010年1月29日 (金) 00時32分
>やっちくん
役得だね。
投稿: H本 | 2010年1月29日 (金) 07時09分
>悠らりさん
へぇー、悠らりさんも気になってたとは面白い。
マイケル・ケンナってすごいんだね。
どちらも北海道好きには気になる写真家なのかな。
「何時間も同じ場所で」って
せっかちな自分には苦手なスタイルだけど。
投稿: H本 | 2010年1月29日 (金) 07時20分
マイケル・ケンナは日本、特に冬の北海道には強い思い入れがあるそうで、自分が買った写真集には7年も通って撮影したものだと前書きに書いてありました。
一般的に氏は日が昇る寸前とか日が沈んだ直後の薄明期に撮影した写真が多いそうですよ。
ある意味短期決戦ですね。もちろんそうじゃない写真もたくさんでしょうけど。
東京都写真美術館で写真展をやったときは日本をテーマにしたものだったみたいですね。
投稿: やっち | 2010年1月29日 (金) 23時05分
>やっちくん
7年もなんて、よっぽど強い思い入れがあったんだね。
道産子としてはうれしい。
撮影にはこだわりがあるようだから、写真集や写真展なんかでたくさんの作品を観ると、少しは撮影の意図を読み解くことができるかな。観に行くのが楽しみだ。
日本をテーマにした写真集もあるみたいだね。
投稿: H本 | 2010年1月29日 (金) 23時26分