カレー気分

いいかげん正月料理にも飽きたので、昨日はスープカレーを食べに行って来た。

年末年始はあちこちから食べ物をもらってうれしい悲鳴。傷む前に食べようとがんばっていたけれど、さすがに1週間近く正月料理を食べていると飽きて来た。そんなわけで、行きつけのスープカレーの店まで食べに行って来た。

「カレー気分」はオープンの頃から通っている店で、去年、めでたく10周年を迎えた。ママンが知り合いだったので、開店前の準備では看板のイラストデータのプリントアウトを手伝うということもあった。その看板も10周年を機にリニューアルされて、マスターが自分で書いたイラストに変わってた。

札幌でスープカレーがブームになる直前くらいにオープンして、乱立するライバル店との競争を勝ち抜いて来たのはすごい。具は小さな改良を積み重ねて今の内容に落ち着いた。最初の数ヶ月以降は、味もしっかりと確立して、ずっと同じ味が守り続けられて来た。今では様々なスープカレーの店ができたけれど、あっさりしたスープカレーを食べたいときには安心して食べに行ける店だ。

そんな「カレー気分」も、変わったのは看板だけではなかった。スープカレーのメニューにはひき肉なども加わり、ラムやさいややさい＆やさいなど、野菜を中心に従来のメニューにバリエーションが加わった。個人的には、チキンとポーク、ラムが入ったミックスからチキンを外したメニューもあったらよかったな。正月明けだったので、スープの中には餅が入っていた。帰り際にはお年玉代わりのお菓子のプレゼントも。

10年続いている、今ではスープカレーの老舗の部類に入ると思える「カレー気分」だけど、おそらく外食産業全体がそうなのだろうけど、不景気のために結構厳しいらしい。毎年1月中頃だった冬休みも、今年は正月休みの数日だけだったそうだ。できるだけ食べに行って売り上げに貢献しなきゃ。