チーズシフォンケーキ

クリスマスイブにはケーキくらいあった方がいいかと思って、チーズシフォンケーキを作ってみた。

チーズシフォンケーキにしたのは、1年前に賞味期限が切れたtoit vertのクリームチーズを処分したかったから。とにかく、家の冷蔵庫にはいつ買ったか分からないものが結構入っている。冷凍庫はきっとさらに時間を遡るに違いない。ちょっとしたタイムカプセルになっている。

チーズケーキを作るよりは簡単だろうと思ったけど、午後のひとときのシフォンケーキのレシピにはチーズシフォンはないので、こっちのレシピを見て作ってみた。同じシフォンケーキでも、人によってレシピがちがうので面白い。でも、だんだん不安になって来た。

不安があったせいか、最後にオーブンに生地を詰めた型を載せるときに、間違って真ん中の円筒をつかんでしまったので、一瞬底が抜けて生地が少し漏れ出した。危ない、危ない。シフォンケーキの型って構造的に罠だ。

焼き上がりは、思ったほど膨らんでいない。やっぱりベーキングパウダーを入れなかったのがまずかっただろうか。ベーキングパウダーって何入ってるか分からないらしいから、使わなくていいなら使いたくないのだけど。

味は何となくチーズ風味。腐ってはいない気がする。腹も壊さなかった。でも、素直にチーズケーキを作った方がよかった気がした。あるいは、アレンジしてみるか。冷蔵庫の中に、何やら3、4年くらい前に買ったクリームチーズも見つけたので。場合によっては最後の晩餐になるかもしれないけど。

ちなみに、このとき余った生クリームのホイップがヨーグルトムースの原料に。