« 10/2/11 旭岳 | トップページ | the Winter Olympics »

10/2/13 無名峰

ほぼ1ヶ月ぶりで行ったら、青空の下、貸し切りでパウダーを楽しめた。

小樽方面への夜間通行止めは札幌国際からだと思ったら、豊羽分岐からだった。せっかく早く出発したのにがっかりだ。こんなことなら、北回りで行けば良かった。旭岳といい、朝からことごとく邪魔される。


気を取り直して準備をして出発。数日前のトレースをたどると、どうやら目的地がちがうようだ。途中で気付いて修正するも、結局、考えていたルートに戻れず、沢を何本か越えてから尾根に取り付いた。途中からはかなりの急登。積雪が安定しているからいいものの、クラックもあるし、結構恐かった。


貸し切り斜面。


クラックが。


急登。


青空に純白の新雪が映える。



急なのでコンプレッションテストだけ。肘2回20cm、肘5回30cm、肩2回40cm、肩4回50cmかな。40cmより上は新雪。その下10cmはしまった雪。50cmより下はガチガチ。急斜面を登って来た感覚では、積雪は安定しているように感じた。


滑るラインを打ち合わせて、気持ちよさそうなビデオを撮ることができた。せっかくなので、登り返した。貸し切りなので、ゆっくり撮影しながら滑り、のんびり登り返し。


雪庇がすごいことになっていた。


せっかくなので、最後はつぼでピークまで登ってみた。


展望を楽しんでから、滑り降りることに。


試しにスキーカットみたいなことをしてみたけど、1本目と同じく積雪は安定しているようだった。


ここからH多さんの撮影。もっとカメラの前を滑れば良かった。ターンのタイミングも遅い。


撮影の都合で、これまで山では未体験の急斜面を滑ることにもなった。「自分の限界をプッシュしてくれる」山ではあるけど、ドロップアウトするポイントがたくさんあった。太陽のせいだ。


シュートを落ちて行くえすきくん。


スプレーに日が当たる。



えすきくんのクラッシュ・オブ・ザ・イヤーへのノミネート。


えすきくん撮影のビデオ。回さないでよかった。回してたら自分もノミネートしてそう。


下山は登りルートとちがうので、若干下りラッセル。予定時間を1時間ほどオーバーしてしまった。欲張ってピークまで行ったのがよくなかった。申し訳ないことをした。そんなわけで、温泉に入らずにまっすぐ帰宅。でも、いい絵も撮れたし、いい斜面も滑ったし、天気もよくて、最高の1日だった。

| |

« 10/2/11 旭岳 | トップページ | the Winter Olympics »

コメント

H多さんの滑りがかっこいいね。
雪煙具合が絶妙だよ。

チャンプの活躍にも期待してるよ!

人生ドロップアウトしないように心がけよう(笑)

投稿: えすき | 2010年2月14日 (日) 10時12分

>えすきくん

雪煙いいでしょ!
蒸気機関車みたいだよね。
ニックネームはトーマスにしようか?
ラインを指定した甲斐があったかな。
本当はえすきくんにも滑ってもらうつもりだったんだけど
えすきくんもスピードに乗って気持ちよく滑っていたし
いいラインだったね。

えすきくんがいきなり視界から消えたと思ったら
今度は後ろ向きで飛び出して来てびっくりしたよ。
クラッシュ・オブ・ザ・イヤーでドロップアウトしちゃいそうなので
期待には応えられません!

投稿: H本 | 2010年2月14日 (日) 10時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 10/2/11 旭岳 | トップページ | the Winter Olympics »