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お年玉

2月14日は旧正月。旧暦の正月休みの今日、郵便局でお年玉をもらった人はラッキーだ。

郵便局から帰って来たグランマが急にそわそわし始めた。なんと、ATMで貯金から引き出した15万円を財布にしまわずにそのまま帰って来たという。もしもATMに15万円残っていたら、普通はネコババするだろう。こんなご時世だし。

仕方ないので郵便局の電話番号を調べて電話させるが、最近、言語能力が大分落ちて来た高齢者の相手をするのは、郵便局員にも大変そうだ。しばらく話してようやく相手に用件が伝わったらしく、ATMを確認してもらったが、もちろん15万円は見つからなかった。見つけた人はラッキーだ。

この日は3ヶ月ごとのモニタリングの日だったので、その後、ケアマネージャーが面談にやって来た。成り行きで今日の出来事を伝えると、さすがに驚いていた。ATMを使えることには感心していたが、これからは窓口で引き出すように指示を受ける。そして、帰り際に、通帳を確認するように言われた。

ケアマネージャーが帰った後に、通帳を見せてもらった。ん?100万円も引き出されている!もしかして15万円ではなく、100万円!?幸い、その100万円は定期貯金に預け入れたようだ。では、15万円はどこへ行ったのかと探すと、1万5千円が引き出されたことが記帳されているが、15万円が引き出された形跡はない。どうやら勘違いのようだ。

グランマの言うことを疑うこともなく信じていたけれど、どうやらもう当てにならないようだ。嘘を言うことも増えたけれど、認知症だと考えてもいいような状態だと認識しておいた方がいいようだ。さすがケアマネージャー。高齢者のことを分かっている。自分はまだまだ甘いと思い知った。

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