冬の青い池とブルーリバー
ニートの日なので美瑛まで行ってみた。
美瑛の青い池は去年の秋に初めて観に行った。冬はもっときれいだという話を聞いたので調べてみると、どうも冬は池は凍って青くないらしい。でも、白金温泉まで行けばブルーリバーがきれいだろうと思い、とりあえず行くだけ行ってみた。
ビルケの森を通り過ぎて少し進むと、左手に工事車両の出入り口が現れて、その横に駐車スペースが設けられている。冬も観光スポットになっているらしく、「青い池」という標識も立ったままだ。途中までは除雪がしっかりされていて、その後も人がたくさん歩いているので、人一人分の道がずっと伸びている。年配夫婦らしき二人とすれ違った以外は、他に誰も人はいなかった。静かでいい。小鳥のさえずりが聞こえてくる。
青い池は予想通り雪の下。仕方がないので奥まで行くと、砂防ダムの手前だけ青かった。
川の方に目を凝らすと、カモが羽を休ませていた。
白い雪で覆われた青い池の上を、獣の足跡が伸びている。
気を取り直して白金温泉へ。気配を感じてブルーリバーの上に目をやると、エゾシカが温泉の雪かきをしている人を警戒して隠れているのが見えた。
ブルーリバーはやっぱり青かった。確かに、冬の方がきれいだ。真っ白な雪とのコントラストが美しい。
白髭の滝は、温泉の湯気で白くぼんやりと浮き上がっていた。
思ったより外は暖かかったけれど1時間以上外にいたので、白金銀瑛荘で温泉に浸かると身体が冷えているのを感じた。なかなか身体が温まらない。温泉から出ると、鼻の薄皮がピロッと剥けた。凍傷が日焼けと同じように火傷なんだと実感する。
温泉のあと、日曜日に食べ損ねた豚サガリを上富良野で買い、フラノデリスでプリンを買って帰った。
| 固定リンク | 0
コメント