カミフエリアで遭難!?
電話をとったグランマに「警察からだよ」と言われて受話器を渡された。何か悪いことしただろうかととても不安になりながら受話器を受け取った。
電話の内容は遭難事件について情報を集めているとのことだった。入山届に記入していたので、自分のところに電話がかかってきたようだ。6日に白銀荘から三段山へ行ったので、目撃しなかったかどうかと、その日の行動と気象条件などについて質問を受けた。そのときは単独で入山していた人を見た覚えがなかったけれど、みんなに聞いたらそれらしい人を見たと話していた。とはいえ、白銀荘からは十勝岳への登山口もあるので、どこへ行ったかはよく分からない。
実際、21時前のNHKのニュースでは、十勝岳か三段山と報道されていた。自分の情報が捜索の遅れにつながらないといいと不安も感じた。防寒着とテントを持っているという話だけれど、6日の寒さは半端じゃなかった。あんな寒さは生まれて初めて経験した。白銀荘でも車の温度計は-18℃。そこから500 m登ったので、単純計算で-21℃。風も吹いていたので、体感温度はさらに低かった。滑るのなんてどうでもよくて、早く帰りたかったくらいだ。6日に入山しているとすれば、すでに1日以上経過している。遭難だったとしても、何とか凌いでいてくれたらいいのだけど。
【2010/2/8 追記】
正午のニュースで、新得町側の林道?で自力で下山したところを発見されたと報道があった。ともかく無事で何より。
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