マイケル・ヘンナ!?写真展
「東北海道」大島秀昭 写真展を最終日に慌てて観に行って来た。
去年の夏、大同ギャラリーで開かれていたアンデパンダン展に行きそびれたので、ギャラリーの中へ入るのは初めて。3階では「第40回札幌市小学校教員展」をやっていたので、ついでにまずこっちを先に観てみた。
北側に数点まとめて展示されていたイラストがよかった。小学校の先生って学級通信とかのイラストがすごく上手い人がたまにいるなぁ。中央に展示されていた箱が面白かった。ハンドルを回すと箱の中の歯車がギコギコと音を立てて回り、鈴が鳴ったり柱のようなものが出て来たりする。
昔のゲームMYSTを思い出した。今はiPhone版があるらしい。びっくり。
4階に階段で登って行くと、踊り場にも写真が展示してあった。やっぱり、前日に観て来たマイケル・ケンナの作品と重なってしまう。最終日だからなのか、大島さんの知り合いらしき人が次々と訪れていた。「マイケル・ヘンナ」という声がたびたび聞こえてくる。マイケル・ヘンナ?
確かに、似ているとは思うし、一緒に展示したらどちらの作品か分からないかもしれないような写真もあったけれど、ケンナさんのぼやーっとした感じより、大島さんの作品はくっきりしているような気がした。遠くの背景まではっきりと写し込んでいる作品が多いように思う。バリエーションに幅があって、「マイケル・ケンナ風」を一つの作風にしているように感じた。
今回も気に入ったのは湖の写真だった。どうも自分は湖が好きなのかもしれない。ポストカードのセットを買おうか迷ったけど、結局DMを1枚もらっただけで帰った。ここに写っているのは、今は亡き「彼女」の姿なのだろうか。モノクロなだけに遺影に見えて仕方ない。
富士フィルムフォトサロンが近かったので、ついでに寄ってみた。やっぱり画材としてのカメラも面白い。今度いろいろ試してみよう。
大通公園へ行くと、PARK AIRのキッカーを発見した。去年よりも中心部に移動して、3丁目に建てられていた。雪まつりのメインイベントへと成長したのだろうか。去年よりもアップ系になっているように感じるのは気のせいだろう。相変わらず短くて急なアプローチは、モーグルのエア台のようだ。向きも変わって、テレビ塔の方へ飛ぶようになっていた。
晩ご飯にまるひらで食べたたちかまがとても美味かった。おかわりまでしてしまった。
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