登別カルルス温泉
さすがに独りでは山へ行く気にはならないし、スキー場へ行く気もしなかったので、偵察も兼ねて今週も温泉へ出かけて来た。
登別カルルス温泉の名前は聞いたことがあったけれど、少なくとも自分で行った覚えはないので行ってみた。
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9時前に出発したけれど思った以上に雪が激しく、高速道路は除雪中。仕方がないので下道を千歳まで走り、千歳から登別東まで高速道路に乗った。すると、千歳までの雪が嘘のように道路は乾いていて、温泉まで青空の下を快適に走れた。
温泉の近くまで来ると、スキー場が見えて来た。サンライバスキー場だった。ここが加森だとは全然知らなかった。ちょうど何かの大会をやっていたみたいで、意外と賑わっていた。
滑る気で来ていなかったのでもちろん板はないけれど、思いがけずスキー場を見つけると滑りたくなる。あまり近寄りたくなかったけれど、公衆トイレが見つからないので仕方なくグランマをスキー場のトイレへ連れて行った。虚しい。
温泉には昼前に着いたので、午前中から日帰り入浴を受け付けているところを探してブラブラ走り、ホテル岩井へ辿り着いた。露天風呂は入れないらしいけど、さっさと温泉に入りたかったのでここに決める。
露天風呂が入れないのは、落雪のためだった。掃除が終わったばかりらしく、高温の浴槽の方はまだお湯が少なかった。すでにお湯がいっぱいになっている低温槽は、低温というほど低温じゃないので丁度いい。源泉がちゃんとしていてかけ流しなので、露天風呂じゃなくても気持ちいい。そういえば、お湯を飲み忘れた。老人クラブが来ていて、売店に押し寄せてお土産を買ったり、昼から浴衣でランチを食べに行ったりする様子が印象的だった。若い人も見かけたけれど、温泉街はお年寄りに支えられているように感じる。
登別カルルス温泉から道道2号線を洞爺湖の方へ登って行くと、正面に立派なシュートが見えて来て、その奥に真っ白なオロフレ山が佇んでいる。カッコいい。
左手の斜面は滑ったら楽しそう。
車を停めてゆっくり写真を撮りたかったけれど、適当な駐車スペースを探しながら走って、結局オロフレトンネルを越えたところにある駐車公園まで来てしまった。ここから見るオロフレ山は、登別側から見た険しい印象とは異なり、なだらかで柔らかい感じがする。駐車公園のそばには、山へ入った跡もあちこちにあった。
仕方がないので、一度戻って、車から降りたり運転しながら撮ったのが、さっきの写真。
駐車公園からオロフレ峠を越えて道路を下って行くと、しばらくして展望駐車場が現れる。ここからは有珠山と洞爺湖、後方羊蹄山やニセコアンヌプリが見渡せる。
北湯沢を通り抜けて、大滝のきのこ王国で昼食。結局、他に適当なところを知らないので、仕方なくきのこ汁その他を食べた。きのこ王国には客が次から次と訪れるのを見ると感心する。その後、支笏湖畔を走って国道453号線で帰った。
家に帰ってから「北海道雪山ガイド」を開くと、思った通りオロフレ山が載っていた。ただし、上級。上部は季節風の吹きさらしでカリカリ、アイゼン・ピッケルの世界らしい。樽前山といい、ここら辺の山はきれいに見えても滑るには厳しいようだ。風不死岳も全然雪が積もっていないし。やっぱり降雪量が多い日本海側が無難なんだろうな。
【北海道雪山ガイド】 |
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