イルカの味
以前、映画「ザ・コーヴ」が週間金曜日で紹介されていたけど、まさか長編ドキュメンタリー映画賞を受賞するとは思わなかった。
シー・シェパードのクジラに続いて、今度はイルカだ。海洋での原水爆実験の禁止からクジラ保護が出て来た経緯を以前聞いたことがある。そのクジラも、小さい頃は竜田揚げをよく食べたけど、最近じゃわざわざ食べたいとも思わない。もちろん、イルカなんて食べたことはない。どんな味するんだろう。
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何を食おうが勝手じゃないかというのが、たぶん、多くの日本人の正直な感想じゃないだろうか。ウニ、イナゴ、シラウオの踊り食い。下手物から何から何でも食べて来たのが日本人。そもそも、牛や豚なんて、日本は西洋化するまでは食ってなかったんだし、家畜なら食べてもいいということなんだろうか。クジラもイルカも養殖なら食べていいんだろうか。高級食材の子羊や子牛だって、イルカと大して変わらないと思う。ドナドナ……
それにしても、去年行ったバーベキューガーデン メーメーは強烈だった。羊がメーメー鳴いている横で、ラムのバーベキューを食べたのだから。動物じゃなく肉だと思えば平気で食べれるのが人間だ。
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最近、北海道では増えすぎたエゾシカを食べて減らす試みが行われているそうだ。天敵のエゾオオカミを絶滅させておいて、増えすぎたエゾシカを今度は人間が食べようというのだから、実に身勝手な話なのだけど、一番合理的なのはまちがいない。きっと、地球上であらゆる生物の天敵は人間なんだろう。
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そういえば、「ザ・コーヴ」って、どんな映画だったっけ。
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