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FT Bumble Beeの使用感 3

風邪で滑りに行けないので、Full Tilt Bumble Bee (FT)のレビュー2回目から1年以上経って、ようやく3回目のレビューで今回はバックカントリー編。といっても、すでにBumble Beeはラインナップから消えてしまって、後継モデルすら分からないのだけど。

気を取り直してみていくと、まず、FTブーツは足が温かい。サーモインナーなので滑り重視のブーツよりもインナーが厚く、断熱効果が高いように感じる。よっぽど極寒の中に突っ立っていたりしない限り、他の人が足が冷たくても自分の足が冷たいということはなかった。冷え性バックカントリースキーヤー向きだと思う。

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また、シェルが柔らかいので脱ぎ履きしやすい。室温ではフニャフニャなほどなので、登山口でシェルが一気に冷やされても履きづらくはならない。もちろん、下山してから脱ぐときもスルッと脱げる。

シェルが柔らかいのは、登るときにも都合がいい。歩行モードがある兼用靴に比べるとゲレンデブーツは可動範囲が狭いけれども、FTの場合は柔らかいことに加えて構造的にも前傾しやすいので、かなり足首が自由に曲がる。そのおかげで、他のゲレンデブーツに比べて急登やラッセルが楽だ。

ところが、残念ながらいいところばかりではなくて、困った点もある。一番下のバックルがとても外れやすい。パーツ自体がプラスチックで大きく、他のブーツよりも横に付いているので、深雪ではよく外れる。外れるだけなら、滑るときにまた締めればいいのだけど、一度外れるとバックルとシェルの間に雪が詰まって、この雪を取り除かないと締まらなくなる。この作業が結構面倒だ。

最後にバックカントリーは関係ないけれど、2年目にしてバックルのバネはほとんど壊れてダメになってしまった。使い方がよくなかったのかもしれないけれど、こんなにあっさり壊れるとは思わなかったのでちょっと驚く。ネジが外れやすい問題もあるし、いろいろと取り扱いには注意が必要なようだ。

対称性の破れ

レビュー1回目(ファーストインプレッション編)
レビュー2回目(アイスバンケイ編)

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コメント

自分も今シーズンはFT hot doggerを使ってて、かなり気に入ってるよ。
なんかブーツのこと全然気にしなくなった感じ。前はバックルの締め具合とかいちいち気になってたけど。
下のバックルは自分もパーツがおかしいのかすぐ外れるし締めてない。上のバックルも一番緩くしてて、ちゃんと締めてるのは真ん中のバックルだけ。
内くるぶしのパーツは自分も一度なくして、そのとき久しぶりにレクザムを履いたら、ギプスみたいで全然動けないし怪我しそうで怖かった。でもフリーランとかパイプとかはギプスの方がいいような気もした。
レグザムで使ってたブースターストラップをFTに移植してみたことがあるけど、足首の可動範囲が狭くなった感じで違和感があったので結局元に戻した。やっぱあれだけ自由に足首が動いちゃうのがいいんだね。

投稿: soto | 2010年4月19日 (月) 01時18分

>soto

おおっ!仲間。
いつもFTをクソミソに言われているので
肯定的なコメントにホッとする。

確かに滑りによっては不向きかもしれないけど
一度履いたら止められない魅力があると思う。
滑らされているのではなくて滑っている感覚。
ヘタクソが言うのも何だけど
「動いて困るなら筋肉で止めろ!」だね。

下のバックルはやっぱり問題あるのかな。
普通に滑っている分には外れないんだけど。

投稿: H本 | 2010年4月19日 (月) 20時01分

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