ピクニックコンサートは雨のち晴れ
雨で山へ行くのを止めたので、せっかくだから今年もPMFのピクニックコンサートでも行って来ようかと思った。
朝、小雨が降っていたけれど、ピクニックコンサートの開催決定についてというお知らせがあった。
天気予報では夕方から晴れるようだったので、昼食にカレー気分でスープカレーを食べてから、グランマに夕食の寿司を買って帰り、カッパやシュラフマットを持って出かけた。
天気が悪いせいか、駐車場はあまり混んでいなかった。会場のすぐそばの第3駐車場に車を停めて、雨の中を会場まで向かう。着いたときは、PMFシンガーズ演奏会をやっているところだった。
ピクニックコンサートに来るのは5回目になるけど、歌を聴くのは今回が初めてのような気がする。雨が降っているのも初めて。オペラはイタリア語なんだろうけど、イタリア語は全然分からないので、歌詞がさっぱり分からない。プッチーニの「蝶々夫人」はメロディーだけ聞き覚えがあった。
日本語以外はみんなこんな感じに聞こえる。
休憩を挟んでPMFオーケストラ演奏会が始まる頃には、もう雨はあがっていた。今年はショパン生誕200年だからか、1曲目は「ショパン:ピアノ協奏曲 第2番」だった。ピアノコンチェルトは好きなので願ってもない。アンコールはノクターン 第20番 嬰ハ短調 「遺作」だった。
![]() | ![]() | ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
アーティスト:フランソワ(サンソン) |
次の「ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調」は聞き覚えすらない。初めて聞いたかもしれない。きれいな曲だけど、ちょっと盛り上がりに欠ける曲だった。第2楽章の辺りから青空が広がり始め、第3楽章が終わると、空に浮かぶ雲は赤く焼けて来ていた。
アンコール演奏はなく、すぐ車に戻って帰ろうとしたけど、使えないおやじの交通整理のせいで、なかなか駐車場から出られなかった。元警察官か何かかと思えるような、極端に態度が悪くてエラそうで頭も悪そうな交通整理だった。
お腹が減ったので、帰りに穀物祭へ寄って、夏季限定、夏の風物詩ヴィシソワーズと、おすすめのグラタンを食べた。潰れるんじゃないかと心配させるほどの静けさが売りの穀物祭は、この日は意外と客が多く、先客もいたし、食べているときも客が訪れていた。繁盛しているようで何よりだ。
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