幌加温泉
ニペソツ山でヘロヘロになったので、すぐにでもお湯に浸かって疲れた身体を癒したかった。
登山口からの林道はもちろん帰りも長い。プルプルする足でアクセルを踏みながら、焦る心を抑えて国道まで走った。幌加温泉は初めてなので、恐る恐る道路を登って行くと、怪しげな洋館と鄙びた旅館が現れた。初めは洋館のホロカ温泉の方へ行こうとしたけど、esukiくんにあっさり却下されたので、湯元鹿の谷へ行った。
受付で呼んでもなかなか人が来ない。しばらくしてようやくばーちゃんがやって来たので、500円払ってトイレに寄ってから浴室へ。さっさと服を脱いで中へ入ると、隣に女性用脱衣所の出入り口がある。今時珍しい混浴のようだ。でも、もちろんギャルも美少女も、おばちゃんすらいなかった。
湯船は手前からナトリウム泉、鉄鉱泉、カルシウム泉と書かれていて、奥に行くに従って熱くなる。洗い場にはシャワーもなく、水しか出ない。これぞ秘湯という趣だ。洗った頭を鉄鉱泉のお湯ですすいだら、ちょっとゴワゴワしてしまった。
露天風呂は少し遠いので移動が寒い。お湯も温かった。でも、川の流れる音も聞こえて、山の中の静かな露天風呂は風情があってよかった。時間があったらもうちょっとゆっくりしたかった。
風呂から上がると喉が渇くので、他に何もないのでコカコーラを買って飲む。何年ぶりかで飲んだけど、コカコーラがこんなに不味い飲み物だとは思わなかった。もう2度と飲まない。
ともかく、H多さんの車まで戻らなきゃいけないので、大雪湖の駐車場まで急いだ。距離が思ったより遠い。こんなに走って来ていたとは気付かなかった。40 km近く離れていた。
駐車場で無事にH多さんの車と合流して、旭川の回転寿しを目指して出発した。旭川へ向かうときに見えた夕焼けが結構きれいだった。怪しいパトカーをパスして回転寿しの店へ行くと、予想通り混んでいた。30分くらい待っただろうか。腹が減っているので時間が経つのが早く感じる。席に着いたらまず目の前の皿にすぐに手を伸ばして腹を満たす。後は適当に。
食べ終わると鷹栖ICから高速道路に乗り、札幌へ急ぐH多カーと別れて、「ハウルの動く城」を上映しながら帰った。かつての悠らりさんのオススメだったので、行き帰りでesukiくんに見せてみた。感想はほぼ予想通り。
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札幌には22時前に到着。やっぱり足に炎症があったので、湿布をして寝た。
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