バックカントリーのオシャレ
「パタゴニアへバンフのチケットを買いに行ったついでにウェアを買った」という、何ともセレブな発言に度肝を抜かれたので、ダサいバックカントリースキーヤーH本がバックカントリーのオシャレについて、毎度のように他人をネタにして語りつつ、新企画を立ち上げる。
H本ファンだったesukiくんは、はじめにH本の真似をしてオレンジのウェアを買ったので、見分けが付きづらくて一部からひんしゅくを買っていた。特に、前は板までそっくりなGotamaとShiftで、パッと見区別がつかない。滑りを見れば分かる人はすぐ分かるのだけど。
エンサヤさんも朝里岳でカッパの寒さに懲りてウェア購入。本当は一番寒かったのは、深雪にもがいていたエンサヤさんでも悠らりさんでも、救出していたH本でもなく、先に滑り降りて下からビデオカメラを構えていたesukiくんなんだけど。話が逸れたけど、エンサヤさんは普通とは上下逆の色で地味にオシャレ。ジャケットが黒でパンツが青。去年は赤だったので、やっちくんと同じだった。青いパンツにしたときは「ボーダーっぽい」という評価を受けていたけど、自分の今度のウェアは青がいいと思うようになったのは、エンサヤさんのウェアを見てからだろうか。強引に買わせたTeneighty Gunの青と兼用靴の青とも合っている気がする。
先シーズン、初めてのバックカントリーに連れ出してとんでもない修行をさせてしまって悪いことをしたN田くんは、オシャレのお手本。実際、同じ飛び仲間のはずなのに、周りから「飛び系=オシャレ」と自然に受け入れられているのはN田くんだけで、自分は全てダサいまま。ゲレンデ用のウェアをお下がりでもらったし、H本のオシャレ化計画の心強い味方。でも、厳しすぎる修行で勧誘に失敗したかも。
自分(H本)の装備は、春はともかくハイシーズンのバックカントリーは暖色系で一応はトータルコーディネートしている。コンセプトは、なんたって山の中なので、仲間からの視認性が高いこと。そのために、ザック、オーバーグローブは赤。ジャケットはオレンジ。特に、オーバーグローブを赤にしたのは、手で合図するときに目立つことを意図したのだけど、実際には効果はほとんどなかった。
H多さんのデビュー当時、ジャケットの色としては新鮮だった緑。インパクトが強くて一時「ミドリくん」と呼ばれていたH多さん。暖色系への自分のこだわりを捨てるきっかけになった。でも、ホグロフスの高級さに目が覚める。ゲレンデもバックカントリーも同じ1枚でこなせる熱い男のH多さんならではだろうか。
(先シーズンはH多さんがカメラマンで先先シーズンの写真だけど、たぶん大きな変化はないはず)
デビュー当初からトータルコーディネートを前面に打ち出していたのが悠らりさん。ブーツと板はもちろん、最初の「カッパで十分」というH本のアドバイスは朝里岳であっさり却下され、すぐに道具とカラーコーディネートして保温性のある新品の超高級ジャケットを定価で買っていた。ただし、H本の策略にかかってH本が試してみたい山板を買わされたH多さんやエンサヤさんとは異なり、板を買うことは頑なに拒みながら常に借りパクの隙をうかがっている?Gotamaあげないよ。
(先シーズンアップした写真がないので先先シーズンの写真だけど、たぶん大きな変化はないはず)
ということで、急遽、バックカントリーベストドレッサー2010を開催!どんどんオシャレになっていくアウトドア業界の流行の波に乗るべく、09-10シーズンの「H本 presents 北海道BCツアー」への参加者(H本を含む)の中から、一番オシャレだと思うライダーを選んでもらう。飽くまでベストドレッサーなので、滑りや飛びがオシャレである必要なし。もちろん好みもあるので、力強さやカワイさ、ポイントは何でも。で、H本が勝手にノミネートしたのは、esuki、エンサヤ、N田、H多、H本、悠らりの6名。たぶん、忘れられている人はいないはず。投票よろしく!
セレブ発言を耳にしてから本気でPeak Performanceのウェアを調べていたけど、ガムテープでまだ何とか使えているし、壊れたファスナーも注意していればまだ使える。ウェアよりも10年以上使い続けているザックの方を新調したいので、やっぱり今シーズンはウェアの買換えは中止。期待に応えられなくてごめんなさい。「ついでに買ったら?」という口車には乗りたくても乗れない。
ちなみに、クラッシュ・オブ・ザ・イヤー 2010もシーズンインまで投票受付中なのでよろしく。
【10/10/17 修正】
ノミネートされた人と投票の順番がちがって分かりづらいので、変更できる本文の方を変更。
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