« 正確な意味をもたない記号こそ、魔術的な感覚をひき起こす | トップページ | 黒岳スキー場のオープン予定日 »

ゆもーる川北

温泉のまわりは田舎の臭いだった。

教えてもらった近くの温泉は、ゆもーる川北だった。カーナビでは川北温泉。モール泉だからゆもーるのようだ。でも、温泉へ着いて車から降りてすぐに田舎の臭いに包まれる。堆肥臭い。畑作地だから当たり前なのだけど、慣れていないとなかなかキツい。

420円を払ってからまちがって女湯へ入ろうとして止められたけど、暖簾が分かりづらい。男女とも緑。床に置いている看板に本日は「女湯」と書いてあるけど、普通は見るんじゃないだろうか。その方がよっぽど分かりやすい。浴室に入るとちょっとカルキ臭く感じて残念。お湯はよかったけれど、ちょっと前にサウナへ入ったばかりなので、湯上がりの倦怠感と爽快感のなさにがっかりしてしまう。サウナへ入ると前ほど温泉がいいと思わなくなってしまうので考えものだ。

18時前でまだ腹が減っていなかったので、札幌へ帰ってスープカレーを食べることにした。北広島の豚はげで豚丼を食べるのは却下されたので。ラストオーダーに間に合うように急いだけれど、下りのカーブでブレーキを踏みまくる迷惑な軽自動車のせいですっかり時間が経ってしまい、仕方なく福住のラマイへ行った。20時半をすぎているのに、先に待っている客が4組もいる。日曜日のこんな遅い時間になってもスープカレーを食べる人が結構いて驚く。

スープカレーを食べる前に家に電話したけどグランマが電話に出ないので、死んでたら恐いねぇなんて笑うに笑えない冗談を言っていた。食べ終わってから電話しても出ないので、さすがに心配になる。家に着くと明りも点いていないしカーテンも閉まっていない。案の定、死んでこそいなかったけれど、転んで床に座った状態から立てなくなって、昼前からずっとご飯も食べないで座り込んでいたらしい。脳梗塞の後遺症がもともとの頭の悪さに拍車をかけて、一人で立ち上がることもできなくなってしまった。誘ったけど行きたくないと言うから今回は連れて行かなかったのに、一人にしておけなくなるとしたら、そろそろ考えなければいけないだろう。

| |

« 正確な意味をもたない記号こそ、魔術的な感覚をひき起こす | トップページ | 黒岳スキー場のオープン予定日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 正確な意味をもたない記号こそ、魔術的な感覚をひき起こす | トップページ | 黒岳スキー場のオープン予定日 »