オレにも「END OF THE LINE」作ってよ
去年「END OF THE LINE」がリリースされた直後に夷フィルムスの関口さんのもとには、スキーヤーとスノーボーダーから依頼が殺到したらしい。ウソだけど。
昨日行った上映会での「Persona」の印象は、まずはそんな感じだった。
上映会の前に、秀岳荘で時間を潰そうと思ったら、残念ながら定休日。仕方ないのでPatagonia札幌北へ寄ってスピーカーシリーズの予約をして、ついでにジャージでも買おうかと探してみたけど見つからなかった。Primo Jacketの黄色の実物を見てみたけど、アークの黄色の方が好みだった。
何年かぶりのチェルシーでesukiくんと待ち合わせて、スープカレーを食べてから会場のエルプラザへ向かった。店を出るときには雨は本降りになっていて、カッパだけなので少し急ぎ足。悠らりさんとはまたもやスレ違い。
会場の3階へ上がると夷フィルムスのロゴが目に入った。客席を見回すとモーリスさんを発見。どうせなら大きい画面で観たいので、一緒に前の方に陣取った。でも、椅子の座り心地が悪くて、観てる途中でちょっと後悔。ケツ痛い。
「Persona」は、スキーヤーやテレマーカー、ボーダーのなかでも,ただプロとして滑っているのではなく、独自の価値観に基づいてライフスタイルの中に滑りを取り込んでいる人たちのドキュメンタリーを集めて、その他の人たちの滑りも混ぜながら1時間強に圧縮したような内容だった。Fall LineやPowder Skiの記事を映像で表現したら、こんな感じになるのだろうか。そんな印象。
「END OF THE LINE」は観てるとテンションも上がる内容だったけど、「Persona」には滑りもあるけどドキュメンタリーの要素が強かった。Fall Lineの写真だけじゃなくて記事もじっくり読み込む人向けの作品だと思う。Snowsurfingが、スケートボードからのスノーボードに対するサーファーからのアンチテーゼだと今頃気付いた。確かに、スノーサーフィンしてるボーダーは地形に当て込みはしても飛んだりはしない。他にもいろいろ内容盛りだくさんで、もう一度じっくり観てみたいと思った。
スキームービー【EBIS Films最新作】Persona ペルソナ【メール便対応】★02P04oct10 |
作品の中で、「なぜ滑るのか」について滑り手がそれぞれ語っていた。「Persona」って仮面って意味だと思っていたので、何でそんなタイトルにしたのかと思っていたけど、人、人格を指してるのかな?確かに、人が描かれていたようには思うけど。
自分が何で滑るかといったら、たぶん病気だからだと思う。スキーを始めてからもう20年以上、スキーを滑らなかった冬は一度もなかった。毎年滑り続けてる。ついでに大学受験も採用試験も滑った。滑るために生まれて来たと言っても過言ではない。
今シーズンは、そんな自分を見つめ直すシーズンとなりそうな予感。
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コメント
東京の試写会、呑んでたら逃がしてしまいました。
残念。
でも自分は滑りだけ見ていたい人間だから
ま、いいかな?
投稿: やっち | 2010年11月24日 (水) 22時56分
>やっちくん
楽しく呑んだんならいいんじゃない?
自分たちは上映会の後で呑んだけど。
滑りだけに期待するならicon7だろうね。
ボードに興味なかったらますます見所が減るし。
個人的にはドキュメンタリーだったおかげで
滑りに対するボーダーの考え方が分かって面白かった。
もちろん、田口さんや玉井さんがボーダーを代表しているわけじゃないけど
スキーとは明らかにちがう視点
自分とは全く異なる考え方で滑っている所が刺激的だった。
それはスキーヤーやテレマーカーも同じで
滑りの裏側にあるものが垣間見れたようで面白かったよ。
そういう意味では
作品の中で他にもたくさんの滑り手が出て来ていたので
Persona2もありなんじゃないかと思った。
投稿: H本 | 2010年11月25日 (木) 00時09分