美瑛へゆらり
久しぶりに出かけて来た。
風邪がまだ治っていなかったので家でじっとしているつもりだったけれど、せっかくデイサービスの日なので急いで準備をして出かけて来た。滑れないのはしかたないけれど、せめて雪化粧した山並みが観たくて。
昼前に富良野に着くと、生憎の曇り空で十勝連峰が見えない。がっかりだ。とりあえず、十六文で蕎麦を食べる。
フラノデリスで牛乳プリンを買ってから上富良野へ向かう途中、ちょっと車を降りて撮影しようと思った。すると、どこにもカメラが見当たらない。交換レンズだけ持って来たようだ。仕方ないので、サブで持って来たE-420で撮った。久しぶりに写真撮った気がする。
上富良野で豚さがりを買ってから、拓真館を目指した。
拓真館は以前薦められたけど、来るのは今日が初めてだった。入場無料で美瑛のきれいな写真がいっぱい観れる。前田真三さんの腕前はもちろんなのだろうけど、美瑛の景色には人をひきつける特別な力があるように感じる。いつも観に来ることはできないので、小さな写真集を買った。
前田真三フォト・ボックス 大地の詩 (講談社ARTピース)
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外へ出ると小雨がぱらついていた。ちょっと期待したけれど、とても虹が見えるような青空はない。
帰る途中、試しにカンパーナ六花亭へ寄って、ちょっとお菓子を買い、上手くないコーヒーを飲んだ。
せっかくなので、ふらのワイン工場にも寄って、工場限定ワインを買った。
フラノ・マルシェのことを思い出したので、こっちへも寄ってみた。道の駅とあまり変わらない。
結果的に、富良野・美瑛の観光スポットをいくつか回ったのだけど、ずいぶん寂しい印象を受けた。夏の混雑とのギャップが激しすぎる。写真集にも収められているように、美瑛の丘は春夏秋冬、どの季節もそれぞれの美しさを見せる。今日はたまたま天気がよくなかったけれど、この時期はよく虹が現れる季節。晴れていれば雪化粧の山並みを、カラマツの黄葉の向こうに眺めることもできる。秋蒔き麦の緑の丘もきれいだ。秋の美瑛の良さを上手く伝えられていないように思う。一年中混んでいるのは御免だけど。
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