« 気圧配置 | トップページ | 10/12/12 旭岳 »

10/12/11 札幌国際スキー場

金曜日はSMIへ行って来たので、サクッと近場へ行くことにした。

最初は旭岳へ行くつもりでいたけど、藻ーリスさんは激パウさんとまた朝里岳へ偵察へ行くらしく、esukiくんもテンション上がらずゲレンデへ行きたいと言っているし、H多さんもギターで遊んでる方がいいらしい。それなら、先週みたいに飲んだ後で早起きして旭岳へ行くのも辛いし、そもそも一人で冬山へ入る気はないので、偵察へくっ付いて行くことにした。

藻ーリスさんに7:20に家まで迎えに来てもらった。朝の札幌市内はまだそんなに風が強くなかったけど、スキー場へ近づいて行くにつれて、だんだん山の方の天気が怪しくなって来る。途中、コンビニへ寄ったら、激パウさんの車を発見。いったん別れて、集合場所で激パウさんも藻ーリスさんの車に乗り込み、一緒に札幌国際スキー場を目指す。

先週よりは道路脇の雪が増えているらしいけど、まだまだ笹薮で青い。当分、朝里岳周辺のバックカントリーは無理そうだ。残念に思いながら車に乗っていると、ほどなくスキー場へ着いたけど、駐車場からは続々と車が出てくる。

予感的中。強風のため営業中止。ゴンドラで上へ行くつもりだったので一度帰りかけたけど、せっかく来たのでゲレンデを登って偵察へ行くことにした。気温は低くないけど風が強いので、ちゃんとウェアを着て登る。こんな日にゲレンデを登るのは自分たちくらいかと思っていたら、観光客は結構たくさんソリを持って登っていた。

自分たちは、ダウンヒルコースをひたすら登って行く。ラボラトリズム特製 クライミングサポートに交換したので、テストも兼ねて。1壁を登り終えるとさすがに汗も少し出て来たけど、風が強くなりそうだったので、脱がずにそのまま登った。場所によって風の通り道があり、結構強い風が左から吹き付ける。休みなく登って3壁を登り切ると、上の方に人影が見えた。オレンジのウェアがパトロールっぽい。

一番前を登っていた激パウさんが二人のパトロールに取り囲まれた。激パウさんのもとへ藻ーリスさんとともに駆けつけると、どうやら天気が悪いからこれ以上行くなということらしい。激パウさんに言わせれば氷雪入門の時と比べたら全然問題の無い天気らしいけれど、パトロールとしてはコースを登って山へ入った人間を放っておくことはできないらしく、しぶしぶ下山することになった。

ここら辺がバックカントリーではないやりづらさ。スキー場の外を登っていたら問題なかったのだろうけど、楽をしようとコースを登ったのが運の尽き。こんなことなら、せめて止められる前にコース外へ出て登っていたら……。

仕方ないので、すぐそばの「ダスキン」を滑ることに。上部は風が強いので、少し下ってからシールを剥がすことになった。で、そのままボーゲンで下って行くと、ターンのときに深雪に外足を取られて転倒。でも、「POWDER RIDE」で学んだプロの転び方で見事に復帰。DVD買ってよかった!

[2タイトルで送料無料!!]スキーDVD【POWDER RIDE】[あす楽対応] [2タイトルで送料無料!!]スキーDVD【POWDER RIDE】[あす楽対応]

販売元:Snowboard/Ski F.JANCK&ASPEN
楽天市場で詳細を確認する

シールを剥がし終えたら早速滑ろうと思って、登り用の手袋を脱いで滑り用の手袋へ手を入れた途端、あまりの冷たさに悲鳴を上げそうになった。生地が冷たい上に、中に雪が溜まっていた。オーバーグローブを兼ねて使おうと思って、わざわざインナーを裏返して左右を入れ替えていた。先週の旭岳は暖かくて問題なかったけれど、この日は吹雪で手袋の中に雪が入り込み、風で生地も冷やされていた。

慌てて登り用の手袋を履き(手袋を履くのは方言らしい)直して、上から登り用の手袋を履いた。もう指先が冷たくて凍りそうだ。先に滑り降りていた二人に遅れて、ようやく滑り始めると、指が冷たかったことも忘れてコース外のパウダーへ突っ込む。止まっていた激パウさんの横のパウダーを突っ切り、藻ーリスさんも追い越して行った。ゲレンデとはいえ、さすがに、一気に滑りすぎたと思ったので、いったん止まって二人をやりすごし、再び合流。すると、激パウさんからスピード出し過ぎでイエローカードをもらった。

ファミリーコースへ合流した辺りから、雪からみぞれへ変わりゴーグルが見えづらくなる。下の方には、ハイクして来たボーダーや修学旅行生などなど、強風と雨にもかかわらず元気に遊んでいた。下まで滑り降りたら、パトロールに頼まれた通りに救護室へ下山の報告をして、さっさと車に戻った。駐車場は気温が高く、片付けているうちにウェアもびしょびしょ。

スキー場のコースを登ってコースを滑り降りるという、かつてない体験。一度下から上までコースを登ってみたいとは思っていたので収穫だった。ネタとして。シールで登ったのでバックカントリーと言いたいところだけど、コースを滑った以上はハイクしたボーダーに毛が生えた程度で、ゲレンデには変わりない。今シーズン2度目のBCは翌日までお預けだ。

| |

« 気圧配置 | トップページ | 10/12/12 旭岳 »

コメント

ゲレンデでのスピード出しすぎはイエローカードです。(^.^)

んっ・・そんなこたぁねぇか・・・

投稿: 激パウ | 2010年12月11日 (土) 21時50分

>激パウさん

すみません。
はしゃいでしまいました。
でも、ゲレンデのぼくのスピードなんてかわいいもんですよ。
いつもesukiくんとH多さんに着いて行くのがやっとですから。

投稿: H本 | 2010年12月11日 (土) 22時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 気圧配置 | トップページ | 10/12/12 旭岳 »