11/1/30 名称未設定
(適宜更新)午前中で帰らなきゃいけないので、近場へ出かけて来た。
藻ーリスさんに付き合ってもらえることになったので、今回はチーム平岸天神で出動。朝6時半に藻ーリスさんを拾って、セイコーマートへ寄ってラブラブサンドを買ってから登山口へ。札幌市内は雪が降っていなかったのに、定山渓から雪になる。視界がよくなさそうなので、奥へは行かずに近場で済ませることにした。
近いけど登りはまずまずの斜度なので、何度も切り返してジグを切って進む。ラッセルは脛程度なので大したことはないけど、なぜか藻ーリスさんはいつもの元気がないらしい。
尾根まで登り切ると、正面に太陽が現れた。何度か明るくなって晴れ間も見えそうだったけれど、結局、この後は天気は崩れるばかりだった。風も雪も強まり、風下で良かったと思った。稜線の木々は悲鳴を上げているようだ。
クラックを見下ろしながらトラバースして、奥の尾根をさらにピークまで登る。雪は程よく締まったパウダー。とりあえず、ピークまで行ってシールを剥がし、滑る斜面まで少し下ってからピットチェック。藻ーリスさんはコンプレッションテスト肘数回で40cmの弱層があったようだけど、自分では肩8回でようやく見えた。ハンドテストでも肩で引いてようやくずれる弱層。藻ーリスさんがスキーカットしてみたけど、スラブで雪崩れる兆候なし。予定通りのルートで滑り降りることにした。
いつもは藻ーリスさんが斜面のチェックで先に滑ってビデオを撮れないので、今回は先に滑らせてもらって、適当な場所で止まってカメラを構える。最近、後からしか藻ーリスさんの滑りを観てなかったので、前から観てみてやっぱり上手いなぁと思った。もうGeniusを気持ちよさそうに乗りこなしている。
クラックの広さを読み違えて、危うくクラックに落ちそうになった藻ーリスさんが止まっていたところへ滑って行くと、クラックがでっかい口を開けていて、唇の部分の雪が40 cmの弱層の上から崩れ落ちていた。あと1m下へ滑っていたら落ちていただろう。危なかった。まあ、前回も滑れなかったんだから、今回滑れないのも当然ではあるけど。
クラックにルートが断ち切られてしまったので、仕方なく登り返して下山コースへ移動。上部だけそこそこ滑って、あとは濃い樹林の中をすり抜けて車に戻った。11時すぎ。
車にはもう5cm以上雪が積もっていて、小金湯までは結構な雪だった。けれども、家へ近づくにつれて雪もいつのまにか降り止み、自宅には新雪は積もっていなかった。山はあんなに天気が悪かったというのに。今年は札幌にいても近郊の山の様子は全く予想が付かない。現地に行って初めて状況が分かる。最近じゃ、天気予報を見るのも面倒くさいくらいだ。まあ、天気図は見た方がいいけど。
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