« 11/1/8 札幌国際スキー場 | トップページ | 11/1/10 名称未設定 »

11/1/9 朝里岳

今シーズンベストパウダーを更新。

以前から予定していた白井岳を目指す。メンバーはesukiくん、藻ーリスさん、激パウさんとH本の4人なので、今回は南回りで車1台。積み替えが面倒だったけど、7時すぎにesukiカーで迎えに来てもらい、荷物を載せて藻ーリス邸で車チェンジ。いつもの道路情報館で激パウさんを拾って札幌国際スキー場へ。

この日はチケット代をケチるために回数券を購入。あと少なくとも2回くらいは来るはずなので。


モービラーのたまり場には、まだ時間が早いせいかモービラーは屯していなかった。


辛うじて太陽が見える。

1週間前と大体同じルートで行ったけど、まだ沢は埋まっておらず、嫌らしい自然発生雪崩の跡もあったので、無理に沢を渡らず登って回避。


沢状に自然発生雪崩を発見。


嫌らしい沢を迂回して登る。

斜面まで下るだけというところでシールを剥がして滑走準備。準備を終えた藻ーリスさんたちは、斜面上部に先に移動してピットチェック。後からesukiくんと移動してピットチェック。前日とほぼ同じ結果で、新雪が増えただけのようだ。30〜40 cmのところにコンプレッションテストで肘の弱層はみられるものの、ハンドテストでは肩でようやく崩れるような安定した積雪だった。

2日前に進まなくて泣きそうになった激重パウダーも、時間が経って落ち着いて、その上にはふかふかの軽くて柔らかいパウダーがどっさり乗っている。滑るには絶妙のコンディションだ。斜面もすでに何度も滑って確認しているので、あとは楽しむだけ。


バックが曇り空でイマイチ。レンズも遠かった。


天気悪いから寄るべきだった。


こんなときはカメラへ向かって滑ってきてもらえると助かる。


天才スキーバカボン?


激パウですなぁ。

1本目の最後にesukiくんが滑り降りるとき、ちょうど陽が射して来た。惜しかった。


シュプールが刻まれた斜面にほんのつかの間日が差す。

当然、登り返して滑る。1本目の上がオープンだったので、もう一度同じ斜面を少しずらして滑ることになった。登り返しを終えると、白井岳も陽に照らされていた。天気が悪くなければ、今頃滑っていただろうか。


一度滑ってみたい白井岳。

2本目は先に滑らせてもらって、下からカメラを構える。


酔拳。


楽しそう。


esukiくん。


激パウさん。


藻ーリスさん。

みんなパウダーに満足していた。でも、まだ奥の斜面を滑ってないので、再び登り返し。


2本滑って登り返す準備。

ピットチェックした辺りから、今度はまっすぐ下へ滑り降りた。ビデオを撮るために途中で止まったけど、一気に下まで滑り降りたいいい斜面。無線の調子がイマイチで連絡が取りづらかったけど、そこは大声で叫んだりして補った。


Video by 激パウ and H本。


Video by esuki。

ここまでは最高だったけど、そう甘くはなかった。帰りに渡るつもりの沢はまだ埋まっていなくて、越えたはいいもののスキーでそのまま滑って下るのは厳しそう。もう登るのは面倒だったので、行けるところまで滑ろうと思ったけど、藻ーリスさんと激パウさんに従って、シールをつけていったん尾根まで登ってから、渡渉ポイントまで滑り降りることになった。

登るのは滑った斜面の対面の尾根だったけれど、実際に歩いてみると、積雪はまずまず増えているものの、予想通り風の影響で雪が重かった。結果的に、白井岳へ行かずに朝里岳を滑ったのが正解だった。

かなり濃い薮の中をトラバースしながら、先週使った尾根を目指した。GPSを頼りに複雑な地形を進んでいくと、見事に目的の尾根に出た。

滑って帰れると思っていたので、すっかり精神的にまいってしまった。尾根に上がってしまって、あとは滑って帰れるところまで来るとホッとした。シールを外してからも、GPSで先週のトラックログを辿って下山したので、ほとんどずれることなくブロードのお帰りコースへたどり着いた。GPSはやっぱりすごい。地図とコンパスが大事だとは言うけれど、これからはGPSを使いこす方がもっと実用的だと思う。故障がどうこう言うなら予備を用意すればいいんだし、バッテリーが心配なら予備を十分持てばいい。化石山屋さんはともかく、バックカントリーならGPSだと思った。もちろん、esukiくんの自作マップがあってこそだけど。

けれど、ブロードのお帰りコースに合流してからもなかなかしんどい。最後の渡渉ポイントで、esukiくんが転んだのを見て笑っていたら、自分もすっぽ抜けたまま吹っ飛んで肩から落ちた。最後の最後でなんてこった。

下山すると、もう16時。1日動き続けて疲れた。疲れを少しでもとろうと帰りに白樺の湯へまた寄る。風呂から上がると、先に上がっていた藻ーリスさんと激パウさんは小樽ビールで一服していた。実はノンアルコールだったらしい。なので、無事に家まで送ってもらった。

| |

« 11/1/8 札幌国際スキー場 | トップページ | 11/1/10 名称未設定 »

コメント

そんです。わたすが変なおじさん
・・・んじゃなく



スキーバカボンです。

esuki君 超かっこいい(^。^)y-.。o○です。

投稿: 激パウ | 2011年1月12日 (水) 22時32分

>激パウさん

「天才」を忘れてますよ。
Geniusでパウダーと戯れている姿を見ていて羨ましく
つい悪乗りしてしまいました。
すみません。

みんなでesukiくんを目指しましょう。

投稿: H本 | 2011年1月12日 (水) 23時04分

あれ!上下黄色ジャン!!
いいんでない!?

投稿: soto | 2011年1月13日 (木) 22時34分

>soto

まあ、サイモンの真似なんで。

投稿: H本 | 2011年1月13日 (木) 23時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 11/1/8 札幌国際スキー場 | トップページ | 11/1/10 名称未設定 »