断捨離 VS 予備
最近よく断捨離という言葉を聞くけれど、自分の性格とも生活とも相容れない気がする。
去年から家では中学の学ジャーを来ている。膝に穴はあいていてボロボロだけど、まだ履けると思って仕舞っておいたものだ。高校の学ジャーは相変わらず山では夏も冬も、あらゆるスポーツで一年中大活躍だったので、お尻のところが薄くなって来てしまい、今は延命措置のために冬しか履かなくなり、バドのときは高校の部ジャーを着ることにした。全部捨てるのが勿体ないから捨てずにとっておいたものだ。
高校に入ってからは全然履かなくなったブリーフも仕舞ってあったので、夏に暑くてどうしようもないときは今でもたまに履く。Tシャツも穴が開いたらパジャマになるし、衣服に関しては、中学生の頃から着ているものが少なくない。まあ、幸か不幸かそれだけ背が伸びなかったっからなんだけど。
これまでずっと勿体ないという気持ちを大事にしてきたので、断捨離だと片付けてしまうのにはとても抵抗がある。
その勿体ないという気持ちにさらに追い討ちをかけたのが、バックカントリーや山の考え方。何が起こるか分からない状況に対応するために、大抵は予備を持ち歩く。予備には買い替えで古くなったものがまわる場合が多い。万一壊れた場合には、たとえ山の中ではなくてもすぐに買い替えできないので、古いものを予備にとっておいたりする。他にも、予備があれば装備を持っていない人に貸すこともできる。
そんなことをしているうちに、部屋は物で溢れかえり、足の踏み場もなくなり、ゴミに埋もれたベッドで寝ている。捨てずに、捨てられずに済んでいるおかげなのだけど。
今では一見すると無価値な物に価値を見出すのが面白い。自分が無価値なだけに。錬金術みたいなものだろうか。
関係ないけど、昨晩だらだら夜更かしして今朝寝坊したので、今日はひよってばんけいナイターだな。
| 固定リンク | 0
コメント
アルケミストH本は得意の錬金術を使い
一晩にして自宅のごみの山を
まばゆいばかりの黄金の山に
変えて幸せに暮らしましたとさ
ちゃんちゃん
投稿: やっち | 2011年1月29日 (土) 08時07分
>やっちくん
それって代わりに何かを失うんじゃなくて?
とりあえず
自分には耐用年数を3倍にする魔法が使えるので
でくるだけ物を買わないように心がけるしかないなぁ。
投稿: H本 | 2011年1月29日 (土) 08時34分
耐用年数3倍ならまだナニも失なうものはないですね。
投稿: やっち | 2011年1月29日 (土) 08時44分
>やっちくん
まあ、だから困るんだよね。
まだ使えるのに新しく買ってしまって予備が増える。
これでいいって買い物はなかなか難しい。
投稿: H本 | 2011年1月29日 (土) 09時29分