11/2/11 さっぽろばんけいスキー場
(適宜更新)ばんけいテレマークレッスンを受けに行って来た。
確か、2/11は毎年テクの検定があるはずなので、駐車場が混む前にばんけいへ行こうと早めに出発した。レッスン前にもレッスンチケットで滑ることもできた気がしたので、急いでスクールへ行ってレッスンを申し込んだ。予約していた板とブーツのレンタルは断る。というのも、ついにテレブーツとテレ板を買ってしまったから。
まずは、スクール前のリフトで上がる。テレマーク2日目。テレマークターンができずにフラフラしながらオレンジへ移動。途中、モーグルコースに大会用の整備が入っているのが見えた。今年もモーグルの大会も行われるようだ。この連休のばんけいはいろいろ忙しそうだ。
オレンジで上がって滑ったけど、やっぱりテレマークターンはできず、なんちゃってテレマークだった。そろそろレッスン集合時間だったのでスクールの前へ行くと、藻ーリスさんを発見。少しだけ時間があったので、リフトで1本上がって滑った。初めてなのに藻ーリスさんはさすがに上手かった。
スクールの前へ戻るとすぐにフジケンさんがやって来た。今回レッスンを受けるのは5人で、自分たち以外は女性。テレマークは女性に人気?
まずはスクール前でテレマーク姿勢の練習。重心は前後に開いた両足の真ん中にするらしい。ついアルペンの癖で前足に乗っていたけど、実は全然ダメらしかった。テレマークで歩く練習は、山ビンディングで歩き慣れているので違和感なし。平地での練習が終わったら、早速リフトに乗って緩斜面でテレマーク滑走の練習。重心の位置に注意して練習した。斜滑降の最中に足を入れ替える練習もする。ターンはまだボーゲンで。
テレマークターンをする前に、テレマークターンの基本を教わった。
一つ目はテレマークのポジション。前後に足を開いて重心を真ん中にして、前後のバランスをとる。二つ目は開いた足と逆向きに上半身を捻り、左右のバランスをとる。三つ目に、上半身と反対側に膝を捻る。これを順番に行う練習。これが結構難しい。頭で考えながらやっていると、左右がこんがらがって来る。藻ーリスさんもたまに左右をまちがっていた。
とりあえず、テレマークターンの基本を教わった時点で午前中のレッスンは終了。センターロッジへ戻ると、昼前でも食堂は混んでいたので、レストランで高級牛丼を食べた。午後のレッスン開始まで30分ほど時間があったので、藻ーリスさんと滑りに行った。ところが、朝から晴れていたのが噓のように雪がモサモサと降って来た。
午後のレッスンが始まった途端に雪は止んだので、さすがに驚いた。午前中のおさらいで、再び基本の練習。そして、今度は3つに分けていた動作を一度に行う。本当は同時に行うのがテレマークターンらしかった。それまでは別々にやっていたから難しかったけど、一度にやればそれほど難しくない。でも、逆に、別々にできないとちゃんとできていないとも言える。
面白かったのは、初めてのときは何も教わらずにテレマークターンをやっていたけど、自分なりに安定する姿勢やターンの仕方は、教わったのとそれほどちがわないということ。必然的に動作は決まるようだ。
板が太いからなのか、エッジを使いづらくて思うようにずらせない。後ろ足というか、内足をもっと使わなきゃいけないところで、どうもちゃんと乗れない。外向姿勢がなかなか作れない。トレインではみんなのラインから外れてしまった。せっかく基本を教わったのに、レッスンの最後にはどんどん振り出しに戻って行くように感じた。
最後のレッスンでは、初心者レベルより少し上のテクニックを教えてもらった。それまではターンのときに早く左右の足を切り替えていたけれど、このタイミングを遅らせてターンに入る練習をした。今は何のための練習かは忘れてしまったけど。
レッスンの最後で、フジケンさんがテレマークのカービングを披露してくれた。緩斜面なので激しくはなかったけれど、エッジで切るターンを見せてもらった。やっぱり上手いとテレマークでもちゃんとカービングができるようだ。当たり前だろうけど。
レッスンは15:15で終わりなので、500円払って1時間チケットを延長して藻ーリスさんと一緒に滑った。レッスンだと好きなように滑れなくてストレスがたまっていたので、スピードもターンのタイミングも気分で滑ると、完全に振り出しに戻ってしまった。これではレッスンを受けた意味がないので、習ったことを思い出しながら、自分の滑りをチェックし直す。
せっかくビデオカメラも持って来たので、藻ーリスさんにも撮ってもらって自分の滑りをチェックする。やらなきゃいけないことは教えてもらって分かったけど、なかなか思うようにできないままにチケットは時間切れ。
藻ーリスさんは帰ったけれど、自分は一度トイレタイムを取ってから、24時間券を1時間切ってまた滑る。ひたすら緩斜面でレッスンのおさらい。気温が下がってバーンが硬くなり、ますます内足にちゃんと乗らないと滑りづらくなって来た。何本かリフトに乗ってからセンターロッジへフラフラ滑り降りて行くと、もうesukiくんとH多さんに見つかっていた。
センター1本滑ってチケットが切れたので、二人に付き合ってもらって夕食をとった。昼に高級牛丼を食べていたので、夜は中級豚丼。帯広の豚丼を期待していたら、全然感じがちがってがっかり。それなりに腹は満たされたけど。
悠らりさんを待っていてもなかなか来ないので、18時半にチケットを2時間切ってゲレンデへ戻った。オレンジへ行っても返り討ちに合うのは分かっていたけれど、二人が行きたそうだったので付いて行ってみることにした。すると、案の定、二壁で撃沈。アイスバーンとコブでやられる。修行だった。あっという間に太ももがパンパン。普段滑っていて使わない筋肉が痛くなる。
20時くらいに自宅駐車場のトラップから抜け出た悠らりさんがやって来て合流。でも、すでにこのとき太ももが限界に差し掛かっていたので、ちょっとだけ一緒に滑ってから入れ替わりで休憩。オレンジのリフト乗り場で待っていたらesukiくんから電話があり、知らないうちにセンターへ移動していたらしい。バーンが荒れてなくてセンターの方がよかった。
せっかくなのでみんなの滑りを撮ったけど、自分が撮れれるときになるとカメラを意識してしまってちゃんと滑れない。クラッシュオブザイヤーへのノミネートを恐れるばかり、ビビって攻めれない。一方、自分がビデオを持った途端に勢いよく滑って転倒。クラッシュオブザイヤーの栄冠は、クラッシャーだけではなく、クラッシュを映像に収めたカメラマンにも贈られるべきだと思った。
テレで悠らりさん程度に滑れれば、2日目にしてはまずまずだろうと思って、上から悠らりさんを追いかけて滑り降りた。すると、思っていたより速い。しかも、ルーズなライン取りでどんどん加速して行く。暴走してない?今の自分にコントロールできる限界スピードを超えてしまい、結局転んでしまった。
遅れて来た悠らりさんにみんな付き合って滑っていたけど、一人、また一人と脱落して行って、9時から22時まで滑り通す根性トレをしていた自分だけが最後まで生き残った。
テレマーク2日目だったけど、当分は山へ行けるようになる気がしない。テレマークではパウダーは整地よりぐっと難しいらしい。ちゃんと乗らないと内足のトップが刺さって前転してコケるそうだ。アルペンよりやっぱり難易度高い。
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