BB Whisky Club Season 3 Final
ウィスキークラブの最終回へ行って来た。
かわびー師匠からのお誘いがあったので。イギリスは好きだが美味いウィスキーを飲んだことがなくてウィスキーが嫌いなママンにウィスキーの美味さを知ってもらおうと、今回は保護者同伴で参加。スタートの19時半まで少しだけ余裕があるし、空きっ腹でウィスキー飲んだら大変なことになりそうなので、ばりきやでラーメンを食ってからBBまで歩いて行った。
BBの店内へ入ると、忘年会とは打って変わってガラガラ。もしかして会場は3条店だったかと思って焦っていたら、かわびーさんが現れて席まで案内してくれた。かわびーさんの飲み友だちとバドの面々がそろっている。この日は黒一点。一人女性に取り囲まれることになった。
ほどなくウィスキークラブが始まって、ウィスキーアンバサダーから資料が配られて解説が始まる。今回のテーマは「アイラウィスキー」。ウィスキーの中でも個性的な蒸溜所が集まるアイラ(Islay)島が舞台だ。札幌市の半分ほどの面積で、3,400人しか住んでいない小さな島に、なんと8つも蒸溜所がある。
テイスティングするのは次の5種類。アイラモルトの女王、ボウモア(Bowmore)12年。
ボウモア蒸留所はアイラ島最古参の蒸留所。海抜0メートル以下の貯蔵庫で、熟成されるアイラモルトは、「女王」とも呼ばれる気品あふれるフレーバーを放っています。ボウモア 12年 40度 700ml |
アイラモルトの王者、ラフロイグ(Laphroaig)10年。
チャールズ皇太子お気に入りの酒【送料が安い!】シングルモルト ラフロイグ10年 |
究極のアイラモルト、アードベック(Ardbeg)10年。
アードベック10年 700ml シングルモルト ウイスキー 10P24nov10
販売元:ワイン紀行 |
アイラ島最大の生産量を誇るカリラ(Caol Ila)12年。
【オフィシャル】カリラ12年700ml【YDKG-t】 |
そして、比較として、スコットランドのキャンベルタウン(アイラ島の近くらしい)に風土が似た余市10年。
シングルモルト 余市10年 45度 700ml |
1番は飲みやすく、2番が甘く感じ、3番はバニラのような香りで、4番は色がかなり薄くて磯の香りがするようで、5番は色が薄めだけど、もう酔っぱらってよく分からん。時間切れなので、1番カリラ、2番ボウモア、3番余市、4番ラフロイグ、5番アードベックにして、指名されたので4番ラフロイグを薬っぽいという理由で発表した。前回は一番個性的だったのがラフロイグだったので、一番ピートが強烈に感じたのを選んでみた。
ところが、正解は1番ボウモア、2番ラフロイグ、3番余市、4番アードベック、5番カリアで、余市しか当たらなかった。アードベックはラフロイグよりも強烈だったようだ。そもそも、前回は薬臭くてお手上げだったラフロイグが美味く感じるほど、今回は個性派ぞろい。その中でもしっかりと存在感を示していた余市には驚かされる。ますます蒸溜所へ行ってみたくなった。
解説を聞いてていて心配になったのはピートの枯渇問題。ピートを燃料として蒸溜しているので、小さな島からピートがなくなってウィスキーが飲めなくなったらどうしようかと心配したら、今の勢いで作り続けても、ウソかホントか2万年は大丈夫らしい。
ウィスキークラブは最終回だったので、皆勤賞の発表があった。もちろん、受賞したのはかわびー師匠。サントリーのウィスキーアンバサダーからはウィスキーブランド特性のボールペンや名刺入れなどに加えて、トリスのスタッフジャンパーまでプレゼントされていた。さらに、BBからは飲み放題チケットがなんと2枚も贈呈されて、店が潰れるんじゃないかとみんなが心配していた。
残念なことに、ウィスキークラブはこれでしばらく終わり。来年度は開かれない。代わりに、今度はワインの企画があるらしい。名前とメールアドレスを登録してもらうので、今度は連絡があるかも。
先行入荷したボウモアテンペスト10年は、香りだけ試してみた。ボウモア12年とちがいが全然分からなかった。
全世界12000本限定!嵐・暴風雨という名の力強いスコッチ!2月23日入荷予定【数量限定】ボウモア 10年 テンペスト 700ml |
ママンはすっかりウィスキーが好きになったようだけど、量が飲めるようになったわけではないので、残したウィスキーももらって飲んだらすっかり酔っぱらってしまった。それでも、いい酒を飲んでいるからか、気持ち悪くなったりはしない。
| 固定リンク | 0
コメント