11/3/3 さっぽろばんけいスキー場

ひな祭りは男ばかりでばんけいナイター。

白井岳の後、ばんけいで一緒に滑ろうと話していたNGさんも行くと言うので、ついにテレを買ってしまった藻ーリスさんも誘ってばんけいナイターへ。

NGさんの職場へ直行したけれど、なんせこの大雪。道路はガタガタで車が流れない。上手く渋滞を避けてなんとか5分遅れで待ち合わせ場所に到着。自分のナイスなルート選択についつい自画自賛してしまう。そして、NGさんと合流して、おにぎりを食べただけでばんけいへ。

駐車場も30cmくらいの激パウ。雪が深いところに停めたくなかったので、車が出たばかりのところへ停めたら、隣にH多さんの車があった。確かに、esukiくんの車ではスタックしそうだ。

チケットの残りが4時間と少ないので、この日はNGさんとナイターペア券で滑る。ロッジの前で板を履いていると、テレマーカー藻ーリスさんがちょうど滑り降りて来たので合流。オレンジに乗ったら、3壁をH多さんとesukiくんが滑り降りて来るのが見えた。体操してからゆっくり1本目を滑っていると、3壁の上でH多さんたちが追い付いた。今日はランデブー成功。

esukiくんとH多さんが先に来ていたので、ばんけいパウダーにはそんなに期待していなかった。どうせ二人に食われているだろうと。でも、実は二人が来る前に食われていたらしく、ばんけいパウダーもすっかり有名になってしまったようだ。まさか、自分のせいだとは思わないけど。

滑っていると、いつのまにかNGさんの集中レッスンになってしまった。1本目を見てすぐ、ゲレンデ基礎スキーヤーにありがちな内倒が気になって指摘はしたけど、H多さんたちにしっかりと矯正してもらうことになる。藻ーリスさんからは「全然乗れてない」という厳しい言葉も飛んでいた。まあ、この面子なので仕方ない。でも、H多さんたちのレッスンを見ていて勉強になった。普段から直感的に滑っているので、いざ人に教えようと思ってもなかなか何をすればいいか思い浮かばない。外足にちゃんと乗るための練習法など、見ていて面白かった。でも、レッスンを丸投げしたような形になってしまったし、藻ーリスさんはもっと滑りたそうだったので、何となく申し訳ない。

内倒が矯正されて来たところで、NGさんと自分の二人を残して先に来たみんなは帰った。その後、NGさんの滑りを見たけど、やっぱり乗れてない。板のサイドカーブだけで曲がっていて、身体が全然動いていない。最近はテレを始めただけに、余計に気になる。とりあえず、もっとオーバーに動いて外足に乗るように指示。口だけでは何なので、テレでアルペンターンをしてみたけど、やっぱりやりづらかった。果たして参考になるのかどうか。

自分のテレの方はどうかというと、スラバンのコブにパウダーが被ってモサモサの斜面でも降りて来れるようになったし、滑りの技術はもうバックカントリーへ行ってもなんとかなりそう。厳しいところ以外ならだけど。噂通り緩斜面でも楽しめるし、スキーの楽しみの幅を広げてくれる。藻ーリスさんも話していたけれど、難しくて思うように滑れないのも面白い。何十年ぶりの感覚を楽しんでいる様子だった。自分の場合はアルペンを極めたわけでもなんでもないけれど、練習した分だけ上手くなるのは面白い。来シーズンは三段山クラブに殴り込みをかけることを二人で誓い合った。

ちなみに、カービングでは、外足よりも内足に乗る印象だったけど、コブなどの不整地を滑るときには外足にもしっかり乗る印象だ。コブの衝撃は前に出した外足で吸収して、後に引いた内足でバランスを取るのがいいような気がする。内足優位の状況では苦戦したけれど、コブのように外足優位になる状況では、アルペンの技術が利いて来るように思う。やっぱりテレマークは、アルペンでちゃんと基本を身につけてからの方がいいと思った。以前、sotoが話していたことに納得。アルペン以上にテレは上手くならないというのは、そういうことなんだろう。

NGさんにせっかくXactiを持って来てもらったけど、天気も悪いので結局撮れなかった。残念。