11/4/29 キロロリゾート
久しぶりのテレマークで恒例となった流血。
翌日に後方羊蹄山を控えていたし、天気も昼から晴れるようなので、ゆっくり出発してゆるく滑ろうと9時にesuki邸へ。いつもより混んでいる道路を走って札幌市内を抜けると、朝里からは意外と空いていた。ところが、毛無峠からガスガス。キロロへ着いたら本降り。駐車場でひよって帰りそうになったけど、意を決して荷物を持って車から出た。
テンションが全く上がらないものの、とりあえずは行動食を持って長峰へ移動する。この日も合宿で長峰第2Cはクローズなので、ますますテンションが上がらない。それでも、幸い雨は雪に変わっていたので、ビショビショになることはなかった。むしろ、風が強くて寒いくらいだ。
気温が低いせいかバーンは意外と硬い。時期外れの新雪は、下の方ではストップ雪で手強い。それでも、コース脇で数センチの新雪を楽しんだ。試しにテレで長峰のコブへ入ってみたけど、まだまだ自分には手に負えない。ターンも吸収も何もできずにラインからはじき出された。
寒がっていたesukiくんはコブを滑ってすぐに終わってしまいそうだったので、久しぶりにパークへ行ってみることにした。esukiくんは昨夜のスーパーパイプでイメトレしたらしく、飛ぶ気満々で飛び板でやって来ていたので、せっかくの機会を逃すわけにはいかない。
で、パークへ移動すると、ボーダーで賑わっていた。スキーヤーはちょっとだけ。テレで飛ぶからには、テレマークランディングをなんとか決めようと思ったけど、グラブをしただけでもそんな余裕は吹っ飛んでしまう。esukiくんはタックの練習。13時半になると腹が減ったので、長峰へ戻って昼飯にした。
この頃にはもう晴れて来ていた。ほぼ天気予報通り。昼食後に長峰のリフトに乗ると、封印が解けたように青空が広がっていたけれど、風の強さは増したようだった。降り場では超減速運転。翌朝の出発が早いので、1本滑って帰ることにした。
ザックを背負って、長峰からの怠い下りをクローチングでチョッかって帰ろうとした。すると、トップスピードに入って油断した隙にストップ雪に捕まって思いっきりつんのめった。なんとか転ばないようにこらえようとしたけれど、そのせいで右足のスキーのエッジが雪面に引っかかって、頭から前に吹っ飛ぶように転んだ。そのとたんに激痛に襲われる。右足が変な方向に曲がりながら前転して止まった。
頭の痛さに思わずうめき声を上げる。頭を押さえながら顔を上げると、ポールを拾ってくれたesukiくんが視界に入った。今回のは痛い。痛かった。しばらく呻いていると、近くで転ぶ瞬間を見ていた他の客も心配して声をかけてくれた。大丈夫と応えたけれど、どうして頭がこんなに痛いのか自分でもよく分からなかった。
ともかく、右足首と股関節を捻ったらしいけれど、痛みはそれほどではなかったので、今度は慎重に滑り降りてマウンテンセンターまで戻った。頭が痛いので帽子を脱いで軽く触れると腫れているのが分かった。そして、離した指には血が付いていた。帽子にも血が付いている。なんと、また顔面流血。転んだときに額をスキーのトップにぶつけたらしい。
コブは滑れなかったが、自分の頭にコブを作ってしまった。テレマークはやっぱり危険だ。フルフェイスのヘルメット必須だ。後方羊蹄山に備えてゆるく滑るはずだったのに……
GW初日にして罰が当たって負傷。自宅に帰って湿布は貼ったけど、無理してせっかくのGWを棒に振りたくないし、esukiくんたちの足を引っ張りたくないので、明日の後方羊蹄山は大事を取ってあきらめて、メインの中盤へ希望をつなぐことにした。きっとねんざはひどくないはずだ。それにしても、最近はテレするたびに怪我してるな。
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コメント
一日も早く回復されることを祈ってます(笑)。
投稿: やっち | 2011年4月30日 (土) 08時19分
>やっちくん
もう心が折れそう。
テレ向いてないのかなぁ。
投稿: H本 | 2011年4月30日 (土) 20時42分
きっとスキーでの癖がテレに響いてるのではないでしょうか?
まっ、テレの上にも3年で
投稿: やっち | 2011年5月 1日 (日) 01時08分
>やっち師匠
たった3ヵ月滑ったくらいじゃ
テレマークのテの字も分かってないということですね。
早く師匠のように優雅にテレマークターンできるように
来シーズンも修行に励もうと思います。
でも、スキーのトップに緩衝剤取付けようかな。
スキーでの癖っていうよりは
ときどきテレマークなのを忘れているような気がする。
ヒールフリーで開放されないということを。
投稿: H本 | 2011年5月 1日 (日) 06時56分