愛山渓倶楽部
ヒュッテで山小屋の醍醐味?を満喫。
下山後に荷物を持ってヒュッテへ行くと、10人くらいのパーティーが1階で賑やかに昼食をとっていた。2階へ上がるとどこかの高校の山岳部だけだったので、部屋の隅にゆったりと場所を取る。まずは温泉に入ろうと旅館まで行ってみた。
脱衣所のドアを開けるとスリッパがたくさんあるので混んでいるのかと思ったら、浴室には5人しかいない。まあ、ここに5人いると十分狭いけど、スリッパの数から10人くらいはいそうだったので意外だった。
日本秘湯を守る会以上に秘湯の雰囲気を醸し出している設備なので、4日ぶりの風呂できれいに洗いたいのになかなか苦労した。それでも臭くて痒かった頭がスッキリした。でも、風邪をひいているせいか、身体がちゃんと温まる前に熱っぽくなって来た。
ヒュッテに戻るとシュラフに入ってすぐに横になった。esukiくんに早すぎると怒られたので、テーブルに移ってその日の動画を二人で観る。ZR100とKiss X4でコマ送りしてフォームチェックする。esukiくんはミュートグラブがほとんどできているようだけど、思い切りが足りないのか、がっちりと技を決められていない。自分はというと、回そう、掴もうという意識が強くて踏み切りの基本ができてない。軸がおかしい。
16時半になって、旅館の食堂へ移動して夕食をとる。コンロに火が付いて、もう焼くだけになっていた。
春の山菜の天ぷらは、フキノトウとヤチブキ(エゾノリュウキンカ)だった。フキノトウが美味しくて、おばちゃんがくれた味噌味の方も香ばしくて美味しい。ご飯はどんぶり飯だったので、腹は減っていたけど一膳で十分だった。おかわりを期待していたおばちゃんには悪いけど。ビールも1瓶だけだし。でも、とりあえず完食。夕食作らなくていいって楽だ。
食べ終わってヒュッテに戻り、シュラフに入ってゴロゴロしていると、高校の山岳部の先生に誘ってもらったので、酒とつまみをご馳走になって一緒に話した。二人とも若作りしてたので、学生とまちがったのか、ちゃっかりご馳走になってしまった。趣味で獲ったシカで作った薫製を食べさせてもらったのだけど、これが絶品で、一度口にすると癖になる美味しさだった。
久しぶりに聞く高校の話も面白かったけど、向こうは気をつかって山の話に戻してくれる。山スキーが大好だという先生には、道東のバックカントリースポットをいろいろと紹介してもらった。他にも夏山登山のルートや道具のおすすめなど、みんなからいろいろ聞けて勉強になるし楽しい。
高校の山岳部の大会についてなんて何も知らなかった。単純に登山の技術を競うんじゃないのは面白いと思うけど、自分が部活動でやりたいかどうかは別だと思った。バスケ部入ってたけど部活は好きじゃなかったし、競争させられるのは「学力」だけでたくさんだった。日本の学校ってどうして何でも競わせたがるのかナゾ。
ちなみに、みんな高校の先生たちだけあって、「ジャージ最強」で意見が一致した。決して自分とnaokissさんだけではないことが判明した。風邪とアルコールでボーッとしていたけど、喉が嗄れるのも忘れて話し続けた。いろいろご馳走さまでした。
消灯の時間になってシュラフに潜り込む。具合が悪いので翌日は愛別岳へ行かずにヒュッテで寝ていたいくらいだったけど、ともかくesukiくんに起してもらうことにして寝ることにした。山岳部が4時に起きて6時に出発するらしいので、おそらく起される前に目が覚めるだろう。
夜中に何度も目が覚めて、気付けば外が明るくなって山岳部の生徒たちが起きて準備を始めていた。窓の外を眺めると雪が降っている。おそらく一晩中降っていたのだろう。真っ白になっていた。
朝食はパンとカップ麺だけなので、お湯をコンロで温めるだけ。一応、スポーツドリンクを温めてポットに入れた。
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コメント
ジャージが最強に萌えます。
投稿: naokiss | 2011年5月 7日 (土) 13時58分
>naokissさん
そうですよね。
ジャージ萌え最強!
ジャージ姿の前期山ガール(山岳部女子高生)に萌え萌えでした。
今度3to4くんによろしく言っておきます。
投稿: H本 | 2011年5月 7日 (土) 19時26分