芽室グランドホテル
3日間の疲れを癒すべく温泉、そして焼肉。
短縮コース登山口からは結構林道が長いので、車に乗っている間に雨で濡れた身体が冷えてしまった。登山口を軽く洗ってから、残っていたカロリーメイトを頬張って、まずは急いで温泉に浸かりに行った。
脱衣所も浴室もとてもきれいで高級温泉ホテルっぽいのに入浴料は500円。子どもの頃に来たトムラウシ温泉は混浴露天風呂だった記憶があるけど、その頃の記憶とは全くちがっていた。日焼けが痛かったけど、身体が冷えてたのでお湯にゆっくり浸かって温まると、ようやく緊張も緩む。4日間髪を洗っていなかったので、シャンプーが気持ちいい。
温泉の後は焼肉を食べに行く約束だったので、芽室へ向けて移動。途中、スーパーで夜の酒とつまみを買った。荷物を芽室グランドホテルに置いてから、平和苑までは車で送ってもらった。
タン塩は驚くほど薄かったけれど、3日ぶりで肉を喰って幸せだった。山では炭水化物ばかりだったので、肉が食いたくて仕方なかった。まあ、魚肉ソーセージは食べてたけど。味はともかく冷たいビールは美味かった。焼肉とビールですっかり満足。
車で迎えに来てもらって、ホテルへ戻ってから飲み直し。といっても、平和苑でビールを飲みすぎ、焼肉も食いすぎで、もうビールは飲む気になれなかった。でも、ルームサービスの甘煮が美味くて、腹は苦しいのについつい箸が伸びてしまう。でも、イカ刺しのアニサキスはいただけなかった。すでに一切れ食べてからH多さんが見つけたので、もう後の祭り。それからは、天井の明りに透かしてアニサキスがいないことを確認してから食べたのは言うまでもない。
部屋のテレビはちゃんと地デジ化されていたので、声優が里子を虐待したというニュースやオープンキャンパスの迷走に呆れたり、天竜川の事故のニュースでトムラウシ山の遭難事故を思い出したり、富士山の登山客のアミューズっぷりに再び呆れたり、アドベンチャーレースのMすぎさに唖然としながら夜を過ごした。でも、疲れているのですぐに眠くなる。11時前には寝てしまった。
久しぶりの布団でぐっすり熟睡。雨の音も風の音もなければ、人がごそごそ動く物音もない。まして、顔にライトを当てられることもないので、尿意で目が覚めるまでは熟睡だった。おしっこのついでにうんこも出たので、若干の疲れは残るもののもう絶好調だった。もう一度登る元気はなかったけど。
6時まで二度寝して、片付けをしてからパンとコーヒーで朝食。お土産にじゃがいもももらって、いよいよ札幌へ帰る。
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