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やっと訪れた静けさ

グランマの入院をうけて伯父夫婦がやって来た。

グランマは、「もう自分は死ぬ」と思っているので、死ぬ前に息子に会えてホッとしていたそうだ。死にそうな割には食欲旺盛らしいけど。

山行の準備、まあ、部屋の片付けとも言うけど、グランマが入院して訪問看護がないのをいいことに散らかしていたので、自分の部屋以外も片付けが必要になったりで忙しかった。グランマの部屋には悪臭の発生源があちこちあるので意外と大変。汚れた紙オムツが衣装ケースに仕舞ってあったりして、もう立派な認知症の高齢者だ。

それでも、一晩で伯父夫婦は帰ったので、今朝は一息つくことができた。商売できるほどに溜まった発泡スチロールの箱も全部持って行ってもらえたし、去年の秋から玄関に放置されたままだったりんごの箱を処分した。

段ボール箱の中にはまだ半分くらいりんごが残っていたと思っていたけれど、何も入っていないかのように軽かった。恐る恐る中を見てみると、りんごは周りの緩衝剤を残してほとんど消えてしまっていた。緩衝剤がまるで融け残った巨神兵の骨のように。生物の共生って大事だと思った。

さて、残念ながらまだバッテリーチャージャーが見つからない。このままでは、カメラを軽くする計画が実行できなくなりそうで頭が痛い。

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