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今年のNorth JAM Session Green Stageは、渡辺貞夫とのタイアップだった。

朝から暑すぎるので、少しのんびり出発して14時に芸術の森へ着くと、野外ステージに近い駐車場はすでに満車で、奥の第5、第6駐車場へ誘導された。直前の車に乗るおばちゃんは不服なのか、いつまで経っても係員と話している。後がつっかえているんだからさっさとどけろ。

駐車場は山の上の奥にあったけど、以前のようにシャトルバスは出ていない。どうりで駐車料金を取られないわけだ。暑い中10分も歩いて会場へ着く頃には、「チョビ渋」の演奏が始まっていた。ちびっ子たちが渋さ知らズのナンバーを演奏していてすげー。小学生のうちからこんな型破りな演奏してるとは末恐ろしい。

父兄がたくさん来ているのだろうか、会場は去年よりも混んでいた。撮影機材の陰でステージが見えづらい芝生の上に渋々座り込む。チョビ渋の次は洗足音楽大学の演奏。クラシックから足を洗ってジャズへ転向した若い人たち?ゲストとして有名な人が来てたようだけど、残念ながら知らない人だった。

次の、小林香織はインストバンドでリードがサックスってことなんだろう。本人曰く「アニメ声」だったあいさつにちょっと萌えだったけど、演奏は秋山澪にも負けてなかった。ニコニコ動画ではなくYouTubeにアップされたライブ映像が300万アクセスとかとプロフィールに載っていた。ちなみに、さっきの洗足音楽大学の卒業生らしい。

続いて、ビリー・キングって人だったんだけど、実は札幌在住だった。声だけ聞いていると男か女か分からないようないい声だった。ただ、曲は自分よりも年配向けだったし、3時間くらい座り続けてもう疲れて来た。

残りはライブ2つ。渋さ知らズの前に、ステージが見やすい位置へ移動した。去年はオーケストラだったけど、今回は少人数の編制でより音楽のライブっぽい。これはこれでよかった。相変わらずエンドレスに進行して、最後の方ではチョビ渋も混ざって演奏。ライブの後で札幌出身という不破大輔がインタビューで登場して、チョビ渋プロデュースについて語っていた。

今年の取りは渡辺貞夫。こんなにカッコいい後期高齢者ってすごい。演奏を初めて聞いたけど、サックスの演奏も作曲もこなして、日本を代表する音楽家と言われるだけある。ただ、段取りが悪くてスタートが遅れたし、演奏がちょっと長すぎるようにも感じた。これで終われば平気だったのに、後から150人を超える子どもたちと上田市長が混ざって歌い、さらに、パーカッショングループも混じって演奏を続けると、さすがに最後の最後で気力が萎えて、途中で帰ることにした。

結局、今年のサッポロ・シティ・ジャズもホワイトロックには行きそびれてしまった。来年は早くチケットを買って行ってみよう。チョビ渋から聴いていたけど、ウッドベースの音が聴けなかったのも残念だ。今度Slow Boatへ行こう。あるいは、山中千尋トリオを聴きに行くか。

それにしても、トイレの前に喫煙所を作るのは止めて欲しい。どうせ作るならガス室にしてくれ。

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