北電社員の賛成意見を聴く会
住民に「賛成」の意見陳述をするように工作していたばかりでなく、北電社員とOB、取引業者らが一般参加者を装って組織ぐるみで賛成意見を提出していたそうだ。
北海道は北電に調査を丸投げしたので、北電の第三者委員会の調査結果が出ていないことが壁となり、事実解明には至らなかった
とやっぱり道新も黙り。
「聴く会」の意見提出の2割が北電関係者で、アンケート記入者には北電幹部と労組幹部の名前が並んでいるそうだ。確かに、北電関係者だって道民には変わりないけど、公聴会としてはあり得ないだろう。
北電をはじめ電力会社が終わってるのは最初から分かっているけれど、一番の問題は選択肢がないことだ。北電の電気が原発の汚い電気だと知っていても、送電網まで北電に握られているので他を選ぶことができない。かといって、電気を使わない生活なんて考えられない。電気がなければデジカメもビデオカメラも充電できない。携帯電話はどうせ鳴ることないから充電できなくてもいいけど、電気がないと音楽も聴けないしブログも書けないしアニメも見れない。
でも、漫画や雑誌は読めるのか。やっぱり紙媒体は強い。本というのは電力の大量消費に対抗する文化的な象徴かもしれない。それじゃ困る人たちは何が何でも電気で儲けようとするようだけど。
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