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北電取引業者にもやらせ動員?

正体を隠して道民をののしったそうだ。

泊原発3号機の原子炉を製造している三菱重工の当時の宮本忠明北海道副支社長は省エネ、新エネで原子力の代替が出来るという意見、これは勉強不足。組織的なラウドネスマイノリティー(わめきたてる少数者の意味)の動きにまどうことなく、(略)自信を持って泊3号機増設を選択してほしいとアンケート用紙に記入したらしい。自分のようなバカで勉強不足な人間には、言ってることが難しすぎてよく分からない。でも、(略)には何て書いてあったんだろう?

原子炉建屋を受注した大成建設の当時の白田稔札幌支店建設部長は、『素人』と自称される方々の一方的な話を聞かされて、衆愚政治の危険性を感じました。このような会で賛成意見を出される方に尊敬の念を感じました。今後は『反対意見を聞く会』に名称変更された方が適当と意見表明したらしい。確かに、これまで原発利権の「賛成意見」で世論操作されてきたのは、衆愚政治だったのかもしれない。「反対意見」のマイノリティーを除いては。賛成意見にばかり注目が集まるけれど、反対意見を出しているのはどんな人たちなのだろう。これもちゃんと調べたら、組織的なラウドネスマイノリティーと言うだけの根拠が示せそうだけど。

三菱重工の他にも、タービン建屋に機材を納入したIHIや、子会社が使用済み核燃料の運搬に関わる三菱商事なども動員先に名前を連ねるそうだ。取引業者以外にも財界のシンクタンクで、歴代会長には北電の会長や社長、副社長がおさまっている北海道生産性本部の幹部も意見を提出しているらしく、この団体の顧問に就いているのが、東京電力福島第1原発事故後、全国に先駆けて「再稼働」の判断を出した高橋はるみ知事だそうだ。原発利権における癒着の構図の一面だ。

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