オスプレイの欠陥
事故隠しで実は事故率3倍というのはひどいが、今回はオスプレイちがい。
米軍が普天間基地にオスプレイの配備を狙っているが、札幌各地のアウトドアショップにたくさんのオスプレイのバックパックが配備されいている。中でもバックカントリー向けのKODEシリーズは、先シーズンKODE 38を自分でも買って使ってみた。気付けばお揃いもたくさんいて、かなりの人気だった。確かに使い勝手が良くて人気が高い理由は分かったけど、欠陥とも思える問題があることには、春になるまで気付かなかった。
KODEが気に入った一番の理由は、身体へのフィット感だった。それまで使っていたザックは身体にしっかりと固定できないので、ターンする度に遠心力で引っ張られる。転ぶと振子のおもりのように働いて身体のコントロールがきかなかった。ところが、KODEは背中の形にぴったりと合って、腰ベルトを締めるとしっかりと身体に密着して、ザックが身体の一部になったような感じになる。おかげで、ターンしてもザックに振り回されることがなくなった。
他にも、見た目以上にたくさん詰め込める容量と、背中から荷物を出し入れできるのも便利だった。さらに、スコップやシールなどの濡れたものを他と分けて入れるスペースがあって、パッキングがとても楽になった。10年以上も我慢して使い続けたのがバカバカしくなるほどだった。
ところが、春になってシールでのハイクだけじゃなく、ザックにスキーを取付けてツボ足で登るようになってから、その問題に気付いた。というのは、esukiくんのKODEにテーピングがしてあるのを見つけたからだ。
どうやら、ザックにスキーを取付けると、エッジが当たった部分が擦れて穴が開くらしい。きっとエッジがギンギンの板だからだろうと高をくくっていたら、自分のザックにも見事に穴が開いてしまった。気に入っていただけにショックが大きい。仕方なく自分もテーピングで補修した。
このA-frame ski carry
を行うと、身体に近い方のエッジがザックに当たって穴を開ける。ザック内部にザックの形状を保つために入っている金属フレームとエッジが干渉して、当たっている部分に穴が開いてしまう。こんな問題があるとは使ってみるまで気付かなかった。
三段山クラブから写真を勝手に拝借。
今期から色の展開が変わったようだけど、この問題は特に改善されているようには見えない。逆に、これくらいしか不満はなかったので、穴が開く前に予め補強するなり対策を立てていれば、バックカントリーにオススメのザックだと思う。
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コメント
秀岳荘へ行って今期のモデルを確認してみたけど
やっぱり特に改善なし。
新色の青も微妙。
変にくすんでいて
ウェアとかの青とは合わなさそう。
投稿: H本 | 2011年10月28日 (金) 19時09分
早速ですが青購入。
裸で背負うから大丈夫!
投稿: ムラマサ | 2011年11月 2日 (水) 00時52分
>ムラマサさん
なまらクールですね!!
今からバックカントリーで使うのが楽しみですね。
でも、Aフレームには気を付けてください。
今シーズンはみんなでKODEオフ会ですね!
投稿: H本 | 2011年11月 2日 (水) 07時10分
いやもうバックカントリー行かずに
眺めて飲んでるだけで幸せ
くすんだ色も
よく見るとラルカラーなのです
「私は自分自身のことは客観的に見ることができるんです。ザクとは違うのです」
は彼の名言
まさにいぶし銀です。
投稿: ムラマサ | 2011年11月 7日 (月) 00時42分
>ムラマサさん
確かに、バックカントリー行くと背負っちゃうから
今しか眺めることできませんよね。
なるほど。
それでムラマサさんは青で道具を揃えていたんですね。
納得しました。
微妙に彼が誰だか特定できなくなってますが
ともかく、ぼくのようなお子様にはまだ到達できない大人の世界です。
投稿: H本 | 2011年11月 7日 (月) 06時36分