東川BC
下山後に、温泉の次に行くとしたらやっぱり飯。そして、宿へ。
天人峡から旭川市内へ戻っても回転寿司は案の定激混み。そして、次に行ってみたのは焼肉バイキングウエスタン。寿司と焼肉と聞くとすたみな太郎を思い浮かべたけど、案外普通なんだろうか。ともかく、生まれて初めて寿司と焼肉を同時に食べた。
駐車場にバスが停まっていて何かと思ったら、修学旅行生のようだった。長い列を作って待っていたのは、食後のデザートのアイスだった。確かに、焼肉の後は食べたい気もするけど、一緒に並ぶ気にはならない。代わりにケーキとコーヒー。車なのでビールも飲めず、宿へ着いてからのお楽しみ。
駅近くのホテルの前で一人降ろし、もう一人実家へ送り届けてから、どこかで車中泊。その予定だったけど、ありがたいお誘いを受けてちゃっかりお邪魔して一緒に飲むことになった。突然押しかけて大変失礼な話だけど、なんせ夜は相当冷え込むらしいのでとてもうれしい。買出ししてからお邪魔した。
家に上げてもらって宴会場へ着くと、素晴らしいおもてなしの品が用意されていた。自家製のニジマスの薫製ときんぴらごぼう。お父さんが自分で釣ってさばいて薫製にしたものらしく、これが絶品。調子に乗って日本酒を飲み過ぎてしまった。
ご両親は登山をするらしく、夏に三川台付近から撮影された写真を見ながら、地形図のどこから撮ったかを当てる地図読み会が開かれて盛り上がる。山も見る方向によって姿が全然変わるので面白い。地図読みの練習は写真さえあれば自宅でもできそうだ。
後半、Kさんのワインも開いたので宴は長引く。どうせ翌日の天気予報は雨。星空が見えていたそうだけど、山行は期待できなかった。大雪高原沼まで行ってみる予定だったけど、果たしてどうなることやら。目覚ましもセットされたのは8時だった。
7時前に目が覚めて窓の外を見ると、空には薄らと雲がかかっているだけで明るかった。トイレから戻って淡い期待を抱いたまま二度寝する。1時間後に起きると、もう空はどんよりとしていた。二日酔いで頭も痛い。コーヒーをいただいて出かける準備が済む頃にはいよいよ雨が降り出した。
天気予報は雨のち雪。気温が低くて山間部では積雪と路面凍結の恐れがあるので、高原温泉などの高い所はあきらめた。とはいえ、ここまで来てただ帰るのは残念なので、美唄の宮島沼へ寄ってみることにした。渡りの季節じゃないかと思ったので。そんなわけで、快適な宿を提供していただき、夜は寒さに凍えることもなかった。密かにベースキャンプになったらいいなぁと思うので、H多さんのスキーレッスンに期待しよう。
土砂降りの中を出発すると、高速道路を走っていても雨足は強くなったり弱くなったりを繰り返す。途中休憩をとった砂川SAでは雷まで鳴っていたので、宮島沼もあきらめてさっさと札幌へ帰って蕎麦を食べることにした。そろそろ新蕎麦の時期だろうかと。
驚いたことに、札幌へ近づくにつれて雲間から青空がのぞくようになった。遠くの山並みも見える。悔しい気持ちでいたけれど、さっき見えていた手稲山もすぐに黒い雲に隠れたりと、天気は不安定なようだ。時おり小雨も降って来る。なので、春のすけで蕎麦を食べたらすっかり満足した。
二人と別れた後、家に帰る途中、交通規制で札幌マラソンにesukiくんが出てたのを思い出す。でも、今さら間に合わないし、恥ずかしいから応援は要らないらしいという話も聞いたので、そのまま家に帰った。家に着くなり布団に横になる。具合が良くなって来たとはいえ、まだ二日酔いで身体がだるかった。
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