NAS術がない!?
OS X LionからNASのiTunesライブラリに接続できない。
iTunesのライブラリをNAS(LinkStation)に入れて音楽サーバとして快適に使っていた。まあ、一時はトラブルに悩まされたけど。Lionが入ってるMacBook Airからも使おうと思ってライブラリが入ってるボリュームをマウントしようとしたけど、次のようなダイアログが表示されてアクセスできなかった。
サーバ“********”への接続で問題が起きました。
接続しようとしているサーバのバージョンはサポートされていません。システム管理者に問い合わせて、この問題の解決を依頼してください。
おそらく、NASのAFPサーバの認証の問題だろうと思い、アップデータが出てないかと探したけれど、それらしいものが見つからなかった。
Apple サポートコミュニティのトピックによると、OS X LION connection error with AFP and workaroundに解決策が公開されているようだったので、OS X Lion:古い AFP サービスに接続すると合わせて読んでみた。
どうやらセキュリティ上問題があるAFPの古い認証方式は、Lionからは使えなくなっているようだ。解決策というのは、この無効に設定されている認証を有効にするというものだった。
NASのAFPの認証方式が分からないので、とりあえずは、解説の通りに進めてみた。
まず、ターミナルで初期設定フォルダのアクセス権を変更。
sudo chmod o+w /Library/Preferences
次に、AFP クライアントから別のシステムへの AFP 接続を確立
。
sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient afp_host_prefs_version -int 1
デフォルトでは「Cleartxt Passwrd」「MS2.0」「2-Way Randnum exchange」および「DHCAST128」
の4種類の認証方式が無効になっているらしい。報告では「DHCAST128」を有効にすればいいっぽいので、リストから削除する。
sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient afp_disabled_uams -array "Cleartxt Passwrd" "MS2.0" "2-Way Randnum exchange"
最後にアクセス権を戻す。
sudo chmod o-w /Library/Preferences
で、再起動してみると、残念ながら同じエラー。
それならと思って、無効になってる認証方式を全部有効にしてみる。手順を繰り返して、認証方式のところだけ空白にして再実行。
sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient afp_disabled_uams -array
再び再起動してみると、再び同じエラー。認証方式の問題じゃない?
NASのユーザー認証を解除するのも面倒だったので、差し当たっては音楽が聴きたかっただけなので、iPhoneから直接AirPlayでAirMac Expressに飛ばすことにした。いやぁ、もうこっちの方が全然楽。iPhone使うようになってつくづくマカーでよかったと思った。まあ、この方法だとiPhoneに同期してる音楽ファイルやムービーしか再生できないという問題は残ってるけど。
| 固定リンク | 0
コメント