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膝の角度は110˚+

SOUL SLIDE 2012の特集にそう書いてた。

ボンズと聞いたらとりあえず「エウレカー!!」と叫びたくなるけど、どうやら川上敦さんの北海道でのニックネームらしい。H本(えっちぼん)をハンドルネームとして使ってるけど、「えっちぼんさん」と呼ばれることはまずないから、きっとまだニックネームではないんだろう。逆に、呼ばれたら呼ばれたでちょっと恥ずかしいので、呼ぶときは「Sabre(セイバー)」とでも呼んでもらおうかな、ニックネームとして、セイバー(CV:H本)みたいな。どう?

話は逸れたけど、「Telemark Tips by Bonzu」と題してボンズさんのアドバイスが載っていた。決まったスタイルはなく、一人一人ちがうと言われるテレマークだけど、基本的なところはさすがに同じようだ。1シーズン滑ってみて、なるほどと思うTipsだった。

カービングの練習を始めたときに効果的だったのは、フジケンレッスンで中級テクニックとして紹介してもらった内足(前脚)からのエッジ切換えだったけど、これがTips13として紹介されてた。でも、これを積極的に使えるのって整地くらいだと思う。千春沢でやったら転けそうになった。

一番の注目はTips05。

自転車でも最近言われているらしいけど、脚を伸ばす方向に膝を使うときは110度より深く曲がるポジションじゃいけないらしい。

ボンズさんもテレマークと自転車が似ていると思ってるそうだ!って、たぶん違うし、いい加減しつこいけど、まあ、やっぱり高いポジションがいいらしい。でも、スピードが速くなって来たり、悪雪だったりすると重心を下げたくなる。そんなとき、必然的に膝が下がってしまい、110度以下になる。アルペンだと普通に膝を曲げて重心下げてたけど、テレマークは片足だからダメなのか?ポジションが高い方がいいと言うけど、いくら内足に力が入りやすくても、上半身が不安定でふらふら手でバランスを取りながら滑るのって、あんまりカッコいいように感じない。ターン後半の谷回りは外足(前脚)にガッツリ乗っちゃダメ?整地では、その前脚から次のターンへ切り返すと、すごく気持ちよくカービングできたんだけど。

付録DVDも観て印象的だったのは、上野岳光さんのスタイルだった。1人だけ他の人とちがって見える。というのは、Tips01や07、11で出てくる外向がほとんどない。悪く言えば腰がまわる状態に見える。基本的に身体はスキーの方向を向いている。ターンもずれてフォールラインへ落ちて行くような感じ。でも、Free Style Telemarkを目指しているらしいので何となく納得。しかも、自分の滑りがどっちかというとこっちに近いように感じるのは気のせいだろうか。滑りがルーズに見えて、ターンの切換えがすばやくできなさそうだけど、問題ないんだろうか。ちょっと不思議。あと、テールロッカーはやっぱりテレマークのパウダーには向いてない印象も受けた。

いくつか疑問が残るものの、頭の中だけでいくら考えていても仕方ないので、永島さんの本とあわせて、これらのTipsを今シーズンのレベルアップに活かしたい。

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コメント

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投稿: やっち | 2011年12月 4日 (日) 20時31分

>やっちくん

アングルのせいかもしれないけど
表紙の写真がすでに110度以下だよね?
もしかしたら藻ーリスさんが持ってるかもしれないので
今度聞いてみようかな。
なければとりあえず立ち読みで。
それより早く滑りたいけど。

ちなみに
やっちくんもポジション高い方がいいと思う?
原理的に考えたら
ワイドスタンスで低重心の方が安定すると思うんだけど。
アルペンだったらこんな感じ?
http://www.amazon.co.jp/dp/B004CZCGT2
永島さんのアグレッシブターンを目標にしてたんだけど。

投稿: H本 | 2011年12月 4日 (日) 20時52分

すべりの志向、道具にもよるのかと。
アグレッシブにすべるんなら必然的にポジションは低くなると思いますよ。
自然と落ち着いてくるんじゃないですかね。

投稿: やっち | 2011年12月 5日 (月) 00時47分

>やっちくん

確かに、道具もあるね。
春の雪渓滑りで苦戦したので
コンディションが悪いときもやっぱりアルペン・テレ共通して
低いポジションが安定するような気もする。
その方が心の安定も得られるし。

投稿: H本 | 2011年12月 5日 (月) 06時02分

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