11/12/11 朝里岳
初めてのミクパを狙ってプチBCへ行ってみた。
前回のオフ会(オフピステミーティング)にて、ブログで山行の簡単な報告をした方がいいということになったので、とりあえずGEKIPOWさんを真似てみる。
2011/12/11
札幌市esuki邸
外気温 0℃くらい?
メンバー;esuki、H多、H本、初音ミク
9:30 出発
11:30? 朝里岳東斜面いつものポイント
4時前に目が覚めた。天気予報は雪。自分だけ滑られないのは耐えられないので、とりあえず起きてBCへ行く仕度をした。具合が悪くなるようならあきらめようと思って。
風邪で具合悪いなら2時間動けば熱が出て来るはずだけど、今回は大丈夫そうだ。昨晩は疲れすぎで熱が出たようだ。急いで参加表明のメールを送った。
前日と同じ時間に出発して札幌国際スキー場へ向かった。朝里からはモサモサと雪が降る。激パウを確信しながら駐車場へ着いた。仕度を済ませてこの日はゴンドラ1回券を1,200円で買う。ゴンドラの中で隣に座っていたボーダーが嫌そうにしてたけど、痛板のせいではなく、激ファット3本積み込んで狭かったからだろう。
降り場で準備していると山屋さんっぽい2人が先行した。せっかくなのでトレースを使わせてもらう。滑ってるときよりもハイクのときの方が板が目に入る。歩いているとずっとミクがこっちを見つめているように見えるのでなんか照れる。ちがう意味でちょっと恥ずかしかった。
しばらく進んでからビーコンチェック。電源入れるの忘れてた。X1では忘れようがなかったけど、パルスでは気をつけなくちゃ。
尾根を登って行く山屋さんのトレースからはずれてトラバースを始めたけど、いきなり激ラッセル。膝上だった。まだ薮も濃いのでまっすぐ進めず、ちょっと標高を上げるだけで時間がかかる。最高地点まで到達するまでにかなりバテてた。ラッセルはGeniusよりPontoonの方がトップが雪面に出やすくて楽だ。ビンディングとの兼ね合いだろうけど、Geniusの方が雪に潜って行く気がする。板が広いだけにいったん潜ると重くて仕方ない。太ももがつりそうだったので手でトップを持ち上げたりもした。
先シーズン辛かった下りラッセルも、テレブーツにはウォークモードがあるので全然気にならなかった。アルペンブーツのesukiくんたちには悪いけど、一人で楽させてもらった。藻ーリスさんたちもスイスイ歩いてたから、やっぱり兼用靴の方がアルペンブーツよりも機動力が高いと思う。いくらFTブーツが柔らかいといっても、前傾だけはどうにもならない。
先シーズンの滑走ポイントまで着いたので、シールを外してピットチェック。自分は東側の急斜面で。二人は先シーズン滑った斜面の方で。積雪はすでに1m強。上から30cmは柔らかい深雪。その下が少し締まっていた。シャベルコンプレッションテストでは、肩3回だっけな。ハンドテストも肩。今後上の新雪が締まって来たらちょっと嫌らしいかも。
今シーズン初めてのBCでいきなり急斜面は恐いということで、先シーズンと同じ斜面の方へ移動。でも、やっぱり薮が多い。どうせ自分はまともに滑れそうにないので、先に斜面を少し降りてラインのチェックをする。ある程度滑れそうな斜面を見つけたので、カメラを構えて合図を送る。でも、雪が深すぎてあまりスピードが出ないみたいだ。
どこを滑っても薮が濃いらしいので、もうあきらめて滑ってみたものの、テレマーク姿勢であり得ないくらい踵が上がると思ったら、戻したはずのツアーモードがそのままだった。雪が詰まっていたようだ。
仕切り直してまた滑り始める。薮がプレッシャーになるし、雪が深くて内足にどう乗っていいかもよく分からない。何となく勢いで滑り降りて、プチマッシュっぽいのでジャンプしたら、着地で内足を取られて転倒した。ミクパを撮ってもらう前に転けてしまった。がっかり。
転び方もテレマークらしく、テールが刺さった状態で雪に埋まり、起き上がるのに苦労する。そこから下まで滑り降りるのもまともにターンなんてできずに、「テレマーク?なにそれ?美味しいの?」って早速後悔が始まった。まだBC初日だというのに。それでも、H多さんの静止画マジックのおかげで、テレマークでパウダーを滑ってる写真は残せたのはよかった。
厳しい現実…… from esuki ch。
ともかく、薮は濃かったもののみんな今シーズン初めての激パウに満足したし疲れたので、休憩してから登り返してそのまま帰ることにした。記念撮影をしてからシールを貼っていよいよ登り返し。激パウだったので当然激ラッセル。腿ラッセルだった。トップが上がらないと思ったら、クライミングワイヤーが勝手に戻っていたり、滑った斜面を登り返すだけで時間もかかって疲れまくり。H多さんもバテてたのでまた休憩。
ここからはトレースを引き返すだけなのでまだ楽だけど、下り始めてからはアルペンブーツだと辛いので、さっさとシールを外して滑って帰ることにした。といっても、薮が濃いし地形が隠れていないので、アップダウンの度に深い雪に苦しめられる。最後の最後、林間コースへ出る直前も下りラッセルで、コースへ出る頃にはすでにクローズで人気がなく、遠くに明るい照明が見えた。
ヘロヘロなので、たまにテレマークターンするくらいで、ほとんどボーゲンで直滑降だった。ブーツを脱ぐときに気付いたけど、ウォークモードのままだった。これがあるから兼用靴とか苦手なんだよな。
H多さんの静止画も利用しつつ。
プチBCとかお手軽BCとか言ってよく来るけど、今までお手軽だった試しがない。シーズン初めだから仕方ないとはいえ、駐車場に帰ると20cm近く新雪が積もっていて、ゲレンデでよかったんじゃないかと口走ってしまいお叱りを受けた。BCへ行ったおかげで誰とも会わずに痛い思いもしなくて済んだんじゃないか。痛板の意味がないような気もするけど、痛板でも痛くないのはBCの魅力の一つだ。痛板はやってみたいけどゲレンデじゃ恥ずかしくて無理って人は、ぜひBCで痛板をやってみるといいと思う。一部のリフトやロープウェイでのアプローチが必要な場所は勇気がいるけど、それ以外なら大丈夫。早く笹埋まってくれ〜。
4時起きで眠かったし疲れてたので、申し訳ないけど武蔵亭までは後部座席で居眠させてもらった。疲れて身体も冷えていたので温泉がものすごく気持ちいい。みんな疲れていたので山岡家の日になった。朝里の山岡家へ行って、辛味噌ネギチャーシューの脂少なめ大辛を食べたけど、こんなに山岡家が美味いと思ったのは初めてだ。美味いと思ってしまった。それくらい疲れていたようだ。
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