« 12/1/7 無名峰 | トップページ | 12/1/9 余市岳 »

12/1/8 無名峰

初めはミクと一緒にシールウォーキングのはずだった。

フジケンさんが始めたのか知らないが、最近聞くようになったシールウォーキング。登って滑るんじゃなくて、歩くだけならスキーが下手でも大丈夫かと思って、沖縄から帰って来てるガンちゃんを連れて、ミクと一緒にシールウォーキングへ行ってみた。

ガンちゃんにはGotamaを貸すことになったけれど、家でブーツをディアミールに合わせようとソールサイズを調べたら、なんと342mm!そんなでかいブーツが日本に存在していたのか!?自分のブーツは282mmなので、5cm以上もヒールピースを移動する必要があった。しかも、実はリミットが335mmらしいので、STOPラインを越えてしまい、何かあっても保障の対象外だろう。ウェアはジャケットだけ昔のを貸すことにした。Lでもピチピチだったけど。

駐車スペースが車で埋まっていたので、仕方なく別の場所に車を停めて準備した。9時すぎに入山。慣れていないから歩きづらいのかと思ったら、体重が重すぎて沈んでいるようだった。1.7倍くらい重くて、板も3cm弱細いので、自分と同じようには歩けないらしい。クライミングサポートも高めの方がロードバイクのように前傾がかかって歩きやすいことが分かった。

通り過ぎる車の窓からギョッとする顔が見えた

ウェア貸し出し

樹林内は予想外に雪がいい。ふわふわの軽い新雪が20cmくらい積もっている。滑らないともったいないので、いつものゲレンデまで歩いて登って行った。予想通り、軽い新雪が積もっていて、テレマークならメローなターンが楽しめそう。

メローなゲレンデ

本当はここで何度か滑って帰るつもりだったけど、ガンちゃんがもう少し登ってみたいということなので、ピークを目指して登り始めた。

ここで引き返すはずが

一応はキックターンも教えて、ジグを切って登れるようになったものの、なんせ急登が続く。とても自分と同じように登れるわけがなく、スタートしてから4時間かけてようやく登頂。全然登ってないはずなのにとても疲れた。

素人に無理矢理キックターン

ミクとあられ
前日確認したあられがびっしり。風でかなり運ばれて来て溜まっていた。

急斜面

一息ついて下山しようと準備していると、陽射しと青空のサービス。苦労して登って良かった。

登頂記念撮影

青空と陽射しの贈り物

ただ、下山が大変。自分は軽いパウダーを気持ちよく滑ったけど、スキー初心者を無責任に連れて来たので、急斜面の樹林内パウダーをずり落ちてもらい無理矢理下山。自分も後を気にしながら滑っていたら、軽く立ち木に衝突してラリアットを食らったように転けてしまうし登りといい滑りといい、自分には絶対ガイドもツアーのリーダーも向かないと思った。去年、民主党政権並にブレまくりだったH本は、やっぱり民主党政権並みに無責任だ。

ともかく、無謀な山行だったけど、雪が良くて滑りは楽しく、ガンちゃんも初めてのBCスキーを楽しんでくれたようだ。シールウォーキングのはずだったんだけど。無事だったので結果オーライ。

白樺の湯へ寄ってから穀物祭でガッツリ食べる。近くのバス停に「穀物祭入口」と書いてあるのには驚いた。ガンちゃんを送って帰ると帰宅は19時すぎ。まる1日かかってしまった。翌日のBCへ備えてのんびりするつもりだったのに。

| |

« 12/1/7 無名峰 | トップページ | 12/1/9 余市岳 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 12/1/7 無名峰 | トップページ | 12/1/9 余市岳 »