12/1/9 余市岳
世界初のBC痛板セッション実現を目指してキロロロリリゾートへ。
今回は藻ーリスさんに車で6時半に迎えに来てもらい、esukiくんを拾ってからキロロへ向かう。毛無峠からは余市岳の方は曇っていてよく見えなくて、この分だとエスケープの992か1107になりそうな気がしてた。
キロロに着いてからいつものように2階で準備を済ませ、玄関のミクを目印に待ち合わせ。2階ですれちがった人がミクの横に太っといテレマーク板を立てかけていたと思っていたら、実はこの日一緒に滑るminamiさんだった。Asaさんがやって来てから紹介されてから気付いた。そして、もう一人がkenちゃん。esukiくんと同じウェアでしかも同じ色。ザックも同じ色のKODEで、よく見ないと全然区別が付かないくらいだった。
とにかく、天気は悪いけどとりあえず余市岳へ行ってみようということで、Asaさんたちと回数券1枚+1ポイントを購入。ちらっと見ると、AsaさんのPontoonはまだ痛くなっていなかった。残念な反面、ちょっとホッとした。AsaさんのプランBがかなり痛かったから。痛さは4番。
ゴンドラ山頂駅まで行くと、別の大所帯のパーティーが準備をしているところだった。その先にもボーダー二人組がもう歩いていた。さすがに余市岳は競争率が高い。
初めは太陽に照らされていた余市岳も、飛行場を通って標識のところまで到達した頃にはもうすっかり雲の中。コルで相談して、とりあえず登って晴れ待ちすることになる。
雪庇の切れ間からドロップポイントへ移動し、各自滑る準備やピットチェック。藻ーリスさんがここでもあられの層を見つけた。しばらく待っていると、だんだん視界が良くなって来てチャンスが訪れた。先に灌木のところまで少し標高を落としてビデオカメラを構えると、合図を送ったらみんな奇声を発しながら雪崩のように滑り降りて来た。
みんなが気持ちよさそうな声を上げながら滑っていたので期待したけど、自分で滑ってみると何か嫌らしい。軽くて柔らかい30cmくらいの新雪の下に、かなり締まったバーンが隠れていて、ターンで踏み込むと底付きする。ゲレンデパウダーのような感触だ。かといって、下の固いバーンでカービングすることもできなくて、ターンのときにエッジが引っかからないように気を遣って滑り降りなきゃいけなかった。オープン斜面を結構かっ飛ばせたのは気持ちよかったけど、滑りはイマイチ気持ち悪かった。
後続のボーダーのパーティーが自分たちよりも手前からドロップして先に滑り降りていたので、彼らの登り返しのトレースを途中まで借りて、2本目を狙って登り返した。ただ、藻ーリスさんだけは途中まで登って先に滑って待っていることになる。
2本目はボーダーのパーティーと自分たちの1本目との間でも滑ろうと思っていたら、ボーダーたちはかなりトラバースして斜面にトレースを残していたので、汚れた斜面を滑るのは止めて、素直に一番奥へ行くことにした。同じ場所から斜面に入り、滑る仕度をしながら晴れ待ちをしていると、他のボーダーパーティーもやって来た。声をかけられたので振り返ると知らない人。ゆーちゃんの知り合いと聞いたけど、ブログを書いているという話を聞くまで誰か分からなかった。ともかく、先シーズンの黒岳でニアミスしていたmyordinarydaysさんともようやく会うことができて、ミクとのツーショットも撮ってもらった。
晴れ待ちしててもなかなか晴れて来てくれないし、藻ーリスさんをあまり待たせても悪いので、今度はAsaさんが先に滑り降りてカメラを構えて、みんなが順に滑り降りた。Asaさんの話では、斜面の西側の方が底付きするようだ。どうやら自分の1本目は悪い方のラインを引き当ててしまったらしい。
最後に滑り降りたけど、1本目はスピード不足で浮力が足りなかったのかもしれないと思って、あまりターンを深くしないようにしたら、オーバースピードで最後の荒れたバーンで不安定になり完全に暴走。テレマークポジションも維持できずに薮へ突っ込みそうになって止まった。やっぱりまだスピードトレが足りない。
ボトムからまた登り返して、コルで待っていた藻ーリスさんと無事合流。天気はますます悪くなり、吹雪の中をキロロのゲレンデへ帰った。初めてのお帰りコースだったけど、最後はサイドカントリーのトレースに上手く合流して、比較的楽に復帰。
from esuki ch。
緩斜面を滑る機会があったので、試しにGoProを腰に固定してドギィをやってみたけど、腰を振ってもいないのにGoProのベルトが邪魔になったりジャケットで遮られたりと、まともな映像は撮れなかった。今度はテレマーク限定の痛トリとしてちゃんと撮影してもらおう。
満足のいく滑りはできなかったけど、ハイシーズンに余市岳の南東面のパウダーを滑れたのはよかった。それに何より、myordinarydaysさんやminamiさんが痛板にしてくれそうなので、これからが楽しみだ。AsaさんのPon痛oonももうすぐ完成しそうだし、VUCが終わったら今度こそBC痛板セッションが実現しそうだ。
腹が減っていたので、温泉には寄らずに直接朝里のなるとへ行った。こんなときしか食えないだろうと思って、ざんぎカレーと鶏餃子を注文した。ざんぎ定食を食べてた人たちはかなり苦戦していたけど、カレーのおかげでなんとかセーフ。でも、久しぶりに未来亭へ行ってみたくなった。
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コメント
ミクと同じ型番のラベルシートをゲットしたよ
次回こそ披露できるはず。 ふわふわ時間(たいむ) 楽しも~
投稿: Asa | 2012年1月13日 (金) 12時41分
>Asaさん
おめでとうございます!
澪たんの縞ぱん楽しみにしてますよ!!
投稿: H本 | 2012年1月13日 (金) 12時45分