12/1/28 カムイスキーリンクス
Try Telemark! in カムイスキーリンクスへミクと行って来た。
高速道路が万一通行止めだったら困るので、藻ーリスさんから借りた板とブーツも積んでから自宅を5時半に出発。eskixくんとH多さんを拾い、6時すぎには札幌北ICから高速道路に入り、いつものように野幌SAでHot Scheffのおにぎり購入する。VUCのときよりはるかに視界がよくて走りやすいけど、場所によっては車による地吹雪の中から突然車が目の前に飛び出して来て怖いこともあった。でも、それ以外は問題なく走れたので、リフトが動き出す1時間以上前にカムイへ到着してしまった。さすがに早すぎだ。
さっさと休憩室へ入って仕度を済ませてのんびりする。1日券を買い、休憩室に作られたTry Telemarkの受付で9時にはファンレースの受付を済ませた。受付の人の話では、どうやら賞品はかなり豪華で、1位にはスキーが、2位にはホグロフスの6万円くらいのジャケットが当たるらしい。ナイトライドバンケイの山岳スキーレースではピークのジャケットを逃してRedBull半ダースだったのでちょっとやる気になったけど、表彰式は16時からで残念ながら参加できない。15時には帰らなければいけないことを受付の人に伝えると、帰るまでに結果が分かったら賞品も渡してくれるそうだ。まあ、今回のファンレースは痛板で参加することに意義があるので、贅沢は言わずに、とりあえず、参加料の1000円分が返って来ればいい。
ファンレースはスキー場の一番右端のコースにポールを立てて行われ、10時10分前までにスタート位置に集合だったので、それまでは勝手に滑ることにした。まずは、リフトに乗ってコースのインスペクション。斜度が緩いので大丈夫そうだ。1年ぶり2回目でイベントと関係なく勝手にTry Telemarkだったeskixくんは、さすがに手こずっていたけれど。次にゴンドラへ乗って上まで行くと、もうそろそろスタートの時間になりそうだったので、まっすぐスタート位置目指して滑った。
少しずつ選手が集まって来てたけど、予想通り痛板は自分だけだった。こんなに太い板も自分だけで、中にはテレのレース板っぽい人もいた。開始時間になる頃には、Naoki-Xさんやべすもさんなど、VUCで一緒だった人たちも集まって来て再会。そして、レースの説明を受け、記念撮影のときには主催者から「これ何?」って聞かれたので「痛板です」と答えた。痛板が流行っているのをまだ知らなかったようだ。でも、「ペイントだったらすごいのに」という、今までとはちょっとちがう反応だった。ペイントとかで拘りたい人は好きにやればよくて、パソコンとプリンタで誰でも簡単に楽しめるのが痛板の良さなんだけどね。
レースは2本滑って、そのタイム差の短さを競う。だから、速く滑る必要がない。これは痛板向きだ。でも、スタート順がVUCの上手い二人に挟まれてプレッシャーがかかる。前走はもちろん上手い。それに引き換え、テレマークはもちろん、アルペンでもポールなんてやったことないので緊張する。しかも板が太い。
なにはともあれ、まずは動画から。H多さんに並走撮影してもらった。
「5、4、3、2、1、スタート」と声が聞こえて仕方なくスタート。出だしの急なところのポールはなんとかクリアしたものの、緩斜面に入って減速。その途端、内足の右足を雪面に取られてまさかの転倒。さすがに転ぶとは思ってなかった。慌てて起き上がってポールで全力で漕いで、普通に滑ったペースに戻そうとした。それ以降は普通に滑ってなんとかゴールしたけど、これでタイムがよく分からなくなった。2本目も同じところで転ぶように冗談で言われたけど、もう絶望的だ。でも、おかげで後続選手はリラックスできたんじゃないだろうか。
ゴールで他の選手の滑りを見ていると、Naoki-Xさんが上手いのはもちろんだけど、一番太いと思っていたGeniusより太い板で参加している変態テレマーカーが2人もいた。フリースタイルっぽい。で、太くてロッカーの板なのにカービングしてたり、滑りも変態的だった。痛板に乗っているだけの自分とはちがう。
2本目は時間を合わせようとしすぎて失敗。1本目は意外と立ち直りが速かったようだ。焦って結構ポールで漕いだからなぁ。まあ、最初から上位なんて狙って申し込んでなかったからいいや。
レースは残念な結果で終わりそうだけど、気を取り直して帰るまでカムイを滑ることにする。せっかくH多さんもeskixくんも一緒に来てるので。eskixくんも最初こそ大変そうだったけど、さすがにだんだんコツがつかめて来たようで、一緒に深雪コースへも行ってみた。H多さんは整地ではしゃいで大転倒してたけど、怪我はしていないようで安心。これ以上怪我人は増えて欲しくない。
本当は他の人たちとも一緒に滑りたかったけど、ワンコインレッスンを受けていてダメだった。中身よく知らないけど、500円なら確かに受けてみたい気もする。とはいえ、テレに限らず人に教わるより自分でいろいろ考えながら上達する方が楽しい。テレ2年目で結構あっさり滑れるようになったし、むしろみんなで楽しくテレマークセッションがしたいと思った。
とにかく、ほとんど1日中天気がよかった。ゴーグルをかけていても青空から降り注ぐ太陽が眩しいくらいで、きっと日焼けしたことだろう。14時すぎに休憩室へ二人より先に戻ると、受付には誰もいなかった。仕方ないので、15時になる前にそのまま帰る。ファンレースの順位も賞品も分からないけど。
深川ICから高速道路へ入ろうとすると、どうやら江別東ICから先は通行止めらしい。朝、札幌は雪が結構積もっていたけど、まだ降り続いていたようだ。どうやら天気がいい方へ出かけて来て滑っていたらしい。途中、砂川ハイウェイオアシスへ寄り、ともかく江別東ICまで走ったけど、直前で渋滞が始まった。ゲートを出てからもしばらく国道12号は渋滞。ミスった。市内の道路も流れが悪く、H多さんの家に戻ったのは18時だった。行きはあんなに近く感じたのに、帰りはくたびれた。
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コメント
お疲れ様です。変態がおじゃまします。
初音ミク板、痛可愛い感じでした(・д・)v僕の板は柄がごちゃごちゃなので貼れないの残念です、ミクステッカー欲しい・・・。メットに貼ってもいいですね。
変態ロッカーテレ2人目は後輩です。またどこかでお会いできたらご一緒してください(^^
それでは
投稿: lineのロッカー板です | 2012年2月 2日 (木) 18時36分
>lineのロッカー板ですさん
変態、変態言ってごめんなさい。
レースでは勝てないので太さと痛さで1位を狙っていたのに
太さで負けたのが悔しくて。
板の柄が邪魔ということですが
最近の痛板はフルラップという板のトップシート全体を
ステッカーで覆ってしまう手法が主流となっています。
元の柄を残したいのでなければ
思い切ってフルラップの痛板にすることをオススメしますよ。
スキーの場合はボードとちがってビンディング周りの処理が課題ですが。
ミクのステッカーはぜひヘルメットに貼りましょう!
球面に貼りやすい伸びるステッカーも売っていたと思うので
痛板と一緒に楽しみましょう。
先輩後輩の仲だったのですか。
いいですね。
このブログ読者の腐女子が喜びそうです。
きっと今頃妄想していることでしょう。
今シーズンは2/18(土)に羊蹄山でプレ痛板オフ会の予定です。
来シーズンはニセコで北海道初のオフ会開催の予定です。
ぜひご参加ください。
ご連絡お待ちしてます。
投稿: H本 | 2012年2月 2日 (木) 21時54分