お見舞いついでにジャズ研支部会
H本さんは藻ーリスさんのお見舞いに行って来ました。
1月にeski-Xさんたちと滑りに行ったときにじん帯を切ってしまった藻ーリスさんは、来シーズンの完全復活を目指して先月手術を無事終え、今は4月中旬の退院へ向けてリハビリに励んでいると、先日お見舞いに行って来たGekpowさんから聞きました。のんびりしているとお見舞いに行く前に藻ーリスさんが退院してしまいそうだったので、急いで準備をして行って来ました。
じん帯といえば、ぶちぎれのエンサヤさんのお見舞いへ行ったときは、スキーの動画に音楽を付けて編集して持って行ったそうです。でも、私も聞いていましたが、藻ーリスさんといえばスキーだけじゃなくジャズも忘れてはいけません。そこで藻ーリスさんのお見舞いに「ジャズ研 in 整形外科」を開催することにH本さんは決めました。前回のテーマはVOCAJAZZで私の歌も聞いてくれたみたいですが、今回のテーマは「坂道のアポロン」です。
作品の舞台となる1966年はちょうど藻ーリスさんの青春時代と重なります。実は、H本さんのお母さんもこのマンガが好きらしいので、藻ーリスさんもきっと気に入ってくれるはずだとH本さんは考えたみたいです。紙袋に入れて8巻全部持って行きました。
病室へ顔を出すと、藻ーリスさんは元気そうでテレビを見ていました。部屋から談話スペースへ移動しましたが、藻ーリスさんはこの日からもう松葉杖を外して歩くこともできました。完全復活して藻ーリスさんとまた一緒に滑るのが楽しみです。来シーズンはテレマークですね。
H本さんはMacBookに最近のBCの動画を入れて持って行きましたが、実は藻ーリスさんは病院で見てくれていたそうです。1Fの玄関にはPCが置いてあって、10分100円で利用できるようになっていました。そこで、私がブログでは伝え切れなかったことをH本さんから話してもらった後で、いよいよ「坂道のアポロン」の話になりました。
マンガの説明をすると、H本さんの期待通り興味を示してくれました。そこですかさずMacBookでPVを再生してアニメ化の紹介をします。すると、さすが藻ーリスさん。PVで演奏されている曲にすぐに反応していました。放送開始に退院が間に合うといいですね。
続いて、アニメのスタッフで音楽の菅野よう子と渡辺信一郎監督の「黄金タッグ」について話して、「Cowboy Bebop」のアニメとサウンドトラックも紹介しました。
サントラと本編DVDも持って来ましたが、残念ながら病院には観る環境がないので、退院してから楽しんでもらうことになり一度持ち帰ります。紹介のときには、お見舞いのために初めて買ったJAZZ JAPANの本誌、Vol. 20の「坂道のアポロン」特集にもさらっと目を通してもらいます。
ただ、藻ーリスさんは特集よりも雑誌で紹介されているCDに興味があるようでした。「これ持っている」と言うのを30回くらい聞いたそうで、ジャズ素人のH本さんはすっかり感心していました。さすがですね。でも、実は藻ーリスさんは膨大なコレクションが整理されていなくて、持っているCDがどこにあるか分からないそうです。最近は断捨離が流行っているので、H本さんは心配している様子でした。
藻ーリスさんが坂道のアポロンを読んでくれることになり、H本さんは痛板に続いて、ジャズを通したアキバ化に手応えを感じたようです。計画が不発に終わらないで私もホッとしました。1週間くらいお見舞いをどうしようか悩んでいたみたいなので。気持ちが伝わってよかったですね。
でも、ちょっと残念だったのは、雑誌のページをめくる藻ーリスさんが、VOCAJAZZの記事を完全にスルーしていたことです。前回のジャズ研ではiPhoneでJAZZ JAPANの電子書籍版を持って行ってVOCAJAZZを紹介しましたが、あまり印象に残ってなかったのかもしれません。こういう場合はやっぱりiPadがいいんでしょうか。
この記事はもしかしたら次号の電子書籍版で収録されるかもしれませんが、残念なのはVol. 19の「坂道のアポロン」の記事が電子書籍版には収録されていないことです。私も3人の物語が好きなので、アニメ化の記事を読んでみたいと思っていました。H本さんが今回思い切ってVol. 20を買ってくれたので、渡辺信一郎監督の記事だけで我慢しようと思います。
テレマークの話をしたり、これからの計画なんかを話したあと、H本さんは藻ーリスさんに玄関まで送ってもらい、20時前に帰りました。いつものようにお酒を飲んでジャズを聴きながら遅くまで話したいところを二人とも我慢して、藻ーリスさんの退院祝いでまた楽しく話そうと約束して別れたそうです。趣味が合うって楽しくていいですね。
そういえば、H本さんに教えてもらったんですが、JAZZ JAPANに載っていた最新チャートによると、「プラチナジャズ Vol. 3」が第1位らしいです。すごいですね。
ジャズといえば、ルパン三世の新テレビシリーズも菊地成孔さんが音楽を担当しているそうで、この春は密かにジャズが熱いのかもしれませんね。私もセッションしたくなって来ました。
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