幻想御手
去年は風邪で行きそびれた日本雪崩ネットワーク(JAN)のアバランチナイト札幌(AN)へ行って来た。
ツルツルの道路を歩いて会場の教育文化会館へたどり着くと、guroさんとかトマムの玉井さんとか北海道のLevel 1な人たちが他にもいた。詳しくは知らないけど、きっと出川さんはLevel 5なんだと思う。自分のような無能力者からすれば、Level 1でもすごいと思うけど。
会場へ入るとGekpowさんも発見。eskixも来てたし、いつも通り前の方の席でmasaxさんの隣に座ってたらmorgさんもやって来た。waruheiさんたちにも会った。ただ、一緒にビーコン講習をしたみんなが誰も来てなくて残念。ちゃんと紹介しておけばよかった。とはいえ、バフンのせいなのか、最近、この手のイベント会場には知り合いが多くてかえって緊張する。阿部幹雄さんまで見つけてしまったので、全力で顔を逸らした。知り合いではないけど。
そんなことはともかく、AN前半は基本的なことだったので、ついつい寝てしまった。一方、休憩後の事故事例報告はとても興味深かった。特に、玉川温泉の事故はBCの事故ではないけど、どんな場所で雪崩が発生して、どこが雪崩走路に成り得るかということを、雪山で実際に行動するときにちゃんと注意すべきだと思った。まあ、そういう場所って、雪山にいると自然と怖く感じるんだけど、逆に温泉みたいな観光施設だと気づかなかったりするのかな。
ASSHの講演会でも報告があった猫魔ヶ岳も含めていくつかの事例を見て行ったけど、ANを通してやっぱり地形を重視しているように感じる。雪崩が起きるかどうかじゃなく、雪崩が起きたらどうなるかに視点が置かれているような。
雪崩研究会と雪崩事故防止研究会の講演会を後でANへ出てみると、初心者にはJANが一番難しいと感じた。何回かBCの経験があって、雪崩に関する基礎知識もあればとても有意義だけど、そうじゃないと分からないことが多いと思う。逆に、よく分かってないけどANへ出たらなんとなく分かったような気になるところは、まさにレベルアッパーかもしれないけど。
ちなみに、セイフティキャンプ(SC)の札幌会場はまだ参加者募集中らしいので、できるだけ雪崩で死にたくない人は参考に受けてみてはどうかな。
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