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12/4/14 前十勝岳

兄ちゃんは2週連続でカミフへ滑りに行って来た。

なんか8日の三段山で季節外れのパウダーに当たって、兄ちゃんはすっかりカミフを気に入ってしまったらしい。それに、大西さんに姉ちゃんを紹介してウカレていた。だから、てっきりまた姉ちゃんと一緒に行くんじゃないかと思ってたのに、突然、今度はあたしと行きたいだなんて言い出した。

そりゃあ、姉ちゃんよりあたしの方がウエストがくびれていてスタイルもいいし、見た目もパッと明るくて、あたしの方が春に似合ってるからね。でも、兄ちゃんも妹にまで手を出すのはどうかと思うよ。まあ、あたしも滑りに行きたかったから、断ったりはしなかったけど。そんなわけで、今回はあたしが兄ちゃんと滑りに行って来た。

今回、さややが春のBCへずいぶん前から行きたがっていたから、にーちゃんはそろそろ連れて行ってあげようと思ったらしい。ただ、しばらくろくな運動してなかったらしいから、のんびり登って滑れるツアーにしたようだ。それに、さややは女の子と滑りに行きたいとも言ってたから、ふーぽんさんも誘って一緒に行くれることになった。でも、もちろん、eskixも一緒だぜ。

当日の朝は4時に起きて、4時半にさややがやって来るのを待ってた。けど、5分すぎても、10分すぎても来ない。心配になった兄ちゃんはさややにメールと電話で連絡すると、案の定、それがモーニングコールになっていたみたいだ。兄ちゃんは実はこういう事態も予想していたらしいので、それほど焦ってはいなかった。自宅で車チェンジする予定を変えて、さややを迎えに行くことにした。

さややは友達の家に泊めてもらっていたので、電話で住所を確認して向かった。まだ、5時前だというのに外はもう明るい。玄関に車を停めて待っていると、さっき起きたばっかりという顔のさややが現れた。

次に向かったeskixの家では、もう20分以上も外で待っていたeskixの機嫌が悪かった。その後も、ナビの調子が悪くてふーぽんさんの家もすぐには見つからなくて、結局、札幌を1時間近く予定より遅れて出発することになった。早起きした意味なかったな。

江別西ICから高速道路に入ったけど、三笠ICまではすぐだから、あんまり時間の短縮にならなかったかも。厚別から三笠までずっと霧で視界は悪かった。予報通り晴れてくれるんだろうか。

けど、富良野に着くと、待っていたのは快晴の十勝連峰。予報では天気が良さそうで、山行ものんびりになると思って兄ちゃんはデジイチを持って来ていたので、車を停めてeskixと一緒に写真部の活動に励んでた。ちょっとキモいけどな。

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先週、kinpeiさんに教えてもらった道路を走って、白銀荘までまっすぐ向かった。天気がいいのでバーデン前も混んでるかと思っていたみたいだけど、土曜日のせいか意外と空いていた。白銀荘も先週の日曜日ほど混んでないそうだ。駐車場で準備をしていると次々と車がやって来て、三段山クラブの大西さんもいた。この日の焼肉ツアーは抽選に漏れてしまって参加できないけど、遊びに行ったら一口だけくれるって話だったそうだ。ホントかよ?

白銀ジャック2

他の三段山クラブのメンバーと挨拶してから出発しようとしていたら、eskixが駐車場にべすもさんがいるのを見つけた。でれまくりであたしも一緒に滑ったから、兄ちゃんが大きな声で名前を呼んだら手を振って応えてくれた。天気もいいし、賑やかで楽しいよな。

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三段山は混みそうだったので、行き先は前十勝岳に決まった。兄ちゃんは他のパーティーに煩わされるのが嫌で、さややも急斜面は滑れないので、前にも滑ったルートになった。林の中を抜けて、沢を越え、緩い斜面を登って行く。eskixはカバワラ尾根から前十勝岳のピークへ行きたかったみたいだけど、上の方の岩場はさややに厳しいと兄ちゃんは考えて、3年前と全く同じルートになったらしい。

まだ緩んでいない硬い斜面を薄ら新雪が覆っていて、シールで登るにはコツがいるみたいだ。さややが苦労してた。ふーぽんさんは自慢のクランポンで軽快に登っていたけど。

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火口から立ち上る噴気を見上げながら登っていると、硫黄臭もだんだん強くなって来る。風は弱いし向きも問題ないはずだけど、ちょっと心配だった。

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2年ぶりのBCで運動不足のさややはすでに足が言うこと利かなくなってきたらしくて、結局前十勝岳のピークまでまだまだというところから滑り降りることになった。天気がよかったからピークへ行けないのはもったいないけど、無理しても危ないから仕方ないね。

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兄ちゃんは今回、デジイチを持って来て静止画を撮るつもりらしく、撮影ポイントを探しながら滑って、適当な位置でカメラを構えてみんなが滑って来るのを待っていた。静止画撮るのは久しぶりで苦労してたけど。

Rider: eskix
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Rider: さやや
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Rider: Foo POM
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1本滑り終わった後、いったん登山口の方へトラバースして、ちょっとラインを変えてから滑った。せっかくだから、富良野岳をバックに撮りたいと兄ちゃんは考えたらしい。帰る方向とは全然ちがう方向へ滑っていくから、あたしもどうしたのかと思ったよ。

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でも、兄ちゃんの意図を理解していたのはeskixだけで、他の二人はそのまま下へ滑り降りてしまった。まあ、ここら辺は一緒に滑ってる回数の多さと、撮り手の視点を持ってるかどうかなので仕方ないだろうな。

Rider: Foo POM
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Rider: さやや
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Rider: eskix
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富良野岳とeskix

そういえば、この日はまだ雪面がきれいだったから兄ちゃんはいつものように全身からしのアークの皮を被っていたけど、板も黄色、ブーツとポール、ビーニーが緑で、ザックのグレーまでウェアのジップに色を合わせたんじゃないかと、さややにキモがられてた。結果的にこうなったらしいけど、確かに、意図してここまでトータルコーディネートしてたらキモいよな。

Rider: H本
トータルコーディネートしすぎ
(動画からの静止画切り出し)

白銀荘へ戻って道具を片付けてると、三段山焼肉ツアーの人たちもちょうど帰って来たところだった。雪は前十勝と同じで手こずったそうだけど、天気がよくて焼肉を堪能したしたそうだ。うらやましいな。

片付けを終えて白銀荘へ温泉に入りに行こうとしていると、大西さんが何やら珍しいものを持って来た。

天然シール板

白銀荘の前で、焼肉ツアーのメンバーに混じって変態スキーをみんな楽しんでた。兄ちゃんはびびったのか、カメラで撮るばかりで自分で滑ろうとはしてなかったけど。

温泉から上がった兄ちゃんを待ち構えていたのは、あのっちさんだったらしい。休憩室への階段を登ろうとしていた兄ちゃんを呼び止め、「こっちこっち」と手招きして横に座らせた。そして……。なんか姉ちゃんとのこととか、オタク趣味のこととか根掘り葉掘り聞かれたそうだ。さやややふーぽんさんも驚くほどの食い付きっぷりだったらしい。にもかかわらず、あのっちさんを春バンフへ誘うあたり、兄ちゃんも負けてないな。

温泉の後、上富良野岳のサウンドブースで食事。兄ちゃんはnaokissの真似して大盛りにしてた。

帰りも同じ道を通るので、朝見た十勝連峰が夕日に照らされる姿をまた見ることができた。一日中快晴のいい天気だった。

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