12/4/29 黒岳
山頂でビールを飲みに黒岳へ。
銀泉閣から車でロープウェイ乗り場の駐車場へ移動した。天気は一応晴れだけど風が強そう。ロープウェイの往復券を買って五合目まで登る。
五合目駅を出たら、なっきーがいた!なっきーといっても、ナキウサギの着ぐるみのなっきーだった。せっかくなのでみんなは一緒に記念撮影をした。あたしは恥ずかしいから見てただけだけど。この日は風が強いから注意するように言われた。
それからリフト乗り場まで歩いて行く。あたしを除いてちょうど5人だったので、回数券を買って少しお買い得。
リフトのシートから黒岳を見上げると、先シーズンの6月並に雪が少ないそうで、兄ちゃんは心配そうにしてた。
なぜか兄ちゃん以外はシールで登る。黒岳は急だから、ステップきって登った方が楽そうだけど。仲間はずれはちょっと寂しい。
山頂直下まで雪は残っていたけど、連日気温が高かったせいで融雪が進んでグサグサ。油断すると膝まで足が埋まる。山屋さんが登山靴で滑り降りて来たラインを使って登った。
ようやく山頂へ着くと、待っていたのは暴風。爆風とまではいかないけど、とても山頂で休憩する気にはならない。写真だけ撮って、少し下って風が当たらない陰に隠れた。ホントだったら山頂でビールで乾杯だったのに。
寒くてビールどころじゃなかったみたいだけど、喉が渇いていた兄ちゃんはちゃんと黒岳で黒ラベルを飲んでた。登り返す気もなくて、行動食で持って来たチーズをビールのつまみにしてのんびり準備。
他のみんなが準備を終えて先にドロップポイントまで移動して、兄ちゃんもそろそろ動き出そうというとき、聞き慣れた声で「えっちぼん」って声をかけられた。振り返るとAsaさんだった。Asaさんはいろんなところに出没するね。
実は、兄ちゃんたちはAsaさんたちが石室のテン場に泊まってたのをTwitterで知ってた。そのおかげで、凌雲岳に雪がないことも。まあ、だからそんなには驚かなかったようだけど。向こうは泊まり装備なので、先に滑った。けど、ビデオを撮った後にあたしたちも滑ってみたけど、ものすごいストップ雪だった。特に、下へ降りるほどひどくなって、テレマークなのに板がつかまれて左右を入れ替えるのが大変。全然滑りを楽しめるような状態じゃなかった。
山頂直下からの沢地形を結構下まで滑り降りてから、スキーコースの方へトラバースする。地図読み通り、コーズ上部へほとんど直行できた。先に追い越して滑り降りてたAsaさんたちとそこでまた合流。ロープウェイも一緒で、温泉もまた一緒に銀泉閣へ行くことになった。
温泉ではAsaさんたちといろいろ情報交換したらしい。初めて会ったOMTさんに、いきなり春バンフへの参加もお願いしたそうだ。兄ちゃんもなかなか大胆だな。このあと暑寒荘へ行って泊まる予定を話すとAsaさんたちも来るかもしれないなんてことになってた。すごいな。
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