12/4/30 暑寒別岳
急遽、パーティーに加わったAsaさんたちと賑やかに山行。
雪がまだたっぷり積もってるので、駐車場からシールでまっすぐ登り始めた。出発するとき、「パトロールしてるので、何かあったら気軽に声をかけてください」みたいなことを女の人から言われた。何のパトロールだろ?
木に番号の看板が付いてるので、それをだどりながら登った。でも、これ何の看板なんだろ?夏道とはちがうみたいだし。だいたい看板通りに尾根の上まで登った。天気がいいので結構暑い。兄ちゃんだけシェルを着ないで山屋さんっぽい風貌なのは相変わらず。
尾根に上がってしまうと今度は風が結構強かった。そのおかげで暑さからは開放されたけど。
雪がまだ残っていてスキーを脱がずに済むのは楽だけど、アプローチがさすがに長い。進んでも進んでもなかなか目的の斜面にたどり着けないので、ヘタレの兄ちゃんの足取りは重かった。黒岳でテン泊して来たAsaさんたちもテンションが低い。それでも、大斜面が見えてきた時だけは、みんなテンションが上がって来たようだ。ピークへ行くつもりはないらしいけど。
兄ちゃんたちがひいひい言いながら大斜面を登って、上の方のハイマツの辺りまでたどり着くと、出発の時のパトロールの一団がちょうど降りて来た。道警?かけ声を上げてスタートした最初のスキーヤーはスピードも速くて上手かった。他もがんばっている感じ。でも、パトロールは?まだ、結構登ってる人いますけど……。何のパトロールだったんだろう。
大斜面のてっぺんのハイマツの下でハイクは終了。みんな一息ついてから滑り出す準備。登って来るときにラインは確認してるので、カメラとかの打ち合せをしていた。
兄ちゃんが最初に撮影ポイントまで移動して、斜面を確認してからみんなが滑り出すことになった。なので、できるだけみんなが滑るラインの外側を滑り降りて行くと、奥は案外縦溝が入っていてガタガタ。直下からのまっすぐなラインの方が滑りやすい。兄ちゃんは雪が融けて出て来た笹薮の上に陣取って、滑るラインの指示を出した。
みんなザラメを気持ちよく滑り降りて行ったので、兄ちゃんもテンションが上がったのだろう。滑り出すとターン弧も大きめでいつもよりスピードが速い。ちょっと不安を感じてたら、思った通りオーバースピードだった。兄ちゃんはスピードを抑えようとして外足を踏ん張るけど、柔らかいザラメで板がバタついてコントロールしづらい。いい加減ビビった兄ちゃんは、焦って次のターンで一気に外足に加重したら、反発に耐え切れなくてそのまま転けてしまった。一番いいところでもったいない。きっとみんなのカメラにバッチリ写ってしまったんだろうね。
eskixが撮ってくれた。
Asaさんも撮ってくれた。
兄ちゃんのコンデジでふーぽんさんが撮ってくれた動画と合わせて編集したらしい。
下山のトラバースでは、楽をしようとした兄ちゃんがちょっと下りすぎて、eskixに教えてもらわなかったら別の尾根を降りるところだった。一人だけボードのこーじさんも一時はぐれてちょっとドキドキ。天気がよくても油断できないな。
帰りも雪が続いているので駐車場まで滑って帰れるのが楽ちんだ。昨夜、叫んで怒られてたおじさんからもらったビールを出発前に駐車場の雪の中に埋めてたけど、帰ったときにはもう雪から顔を出していた。ふーぽんさんとのじゃんけんに買った兄ちゃんは、下山後のビールの美味さに酔いしれる。つまり、ドライバーからも解放されたみたい。
秀岳荘セールへ急ぐAsaさんたちと別れて、途中、岩尾温泉に寄って疲れを取る。その後、まっすぐ札幌へ帰ってから、インドカレーを食べた。これがGWグルメツアーの締めくくり。28日に出発した3日間。内容盛りだくさんだったね。
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