14/12/21 幌加内
2日目はいろいろ迷ってやっぱり結局幌加内の裏山へ。
朝は犬の鳴き声で目が覚める。鳴き声というか悲鳴というか、飼い主がいなくて寂しいらしく、明るくなって目が覚めた途端に鳴き始めた。
予報通り外は吹雪。T田さんの話では、夜中に雨が降ったらしく、雪のコンディションも期待できない。朝食にパンを食べていると、すっかり根が生えてしまった。天気予報を調べたり、アメダスデータを見たり、ローカルスキー場へ行くことも考えてみたけれど、決め手が見つからずに結局昼前までダラダラ。
ようやく母子里の裏山を滑ることに決め、T田邸を後にして登り始めたのはなんと12時。先行の車が停まっていて、登りのトレースも残っていた。そこを敢えて反対のルートをとり、稜線を目指してラッセルする。
尾根に登ってしばらくすると、先行者の2人の姿が見えた。狭い沢へと続く急斜面をジグを切って登っている。こっちの尾根の対面はオープンな斜面が広がっているけれど、あちこちにクラックが入っている。急に見えるのは錯覚ではないようだ。2人が滑り降りるのを見ようと注意しながら登っていたけれど、こっちの方が滑りだすのは早かった。
こっちの斜面は出だし緩やかで、途中から少し傾斜が増して細くなる沢に流れ込んでいる。上部は雨の影響はほとんどなかったけど、下部は柔らかいモナカ。登り返し終える頃にはギリギリホワイトアウト手前くらいの吹雪で視界もなくなる。天気も悪く時間も遅いので、2本で止めて下山することになった。
体が冷えて寒かったので温泉へ行きたかったけど、近い方のナマステへ行ってネパールカレーを食べた。ナンが脂っこくなくてあっさりしていて、せっかくお代わり自由なので2枚食べる。
なよろ温泉サンピラーはスキー場のすぐそばまで行かなくてはならず、結構遠い。温泉を出て札幌へ帰るのは17時半になってしまい、高速道路を通るにしても距離の長さがじわじわと効いてくる。吹雪の中をがんばって運転してくれたskixに感謝。
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