14/12/23 992峰
母子里はやっぱり遠かったので、札幌近郊のBCを滑りに行った。
週末のBCがあまりにも楽しくてゲレンデで滑るなんてもう考えられない状態。天気予報とにらめっこしつつ、狙いを定めたのはキロロ周辺。moriちゃんを1年ぶりに誘ったし、夜は出かけるので早く帰るためにお手軽な992峰へ行くことにした。
7時にmoriちゃんに迎えに来てもらって、8時半に駐車場へ到着。吹雪で山は全然見えないのに、すでに車がたくさん停まっていた。マウンテンセンターへ入ると知り合いがいっぱい。でも、幸いゲレンデチームが多い。
準備を終えて9時半に出発。トレースがしっかり残っているので使わせてもらう。渡渉してすぐ二手に分かれていたので、単独っぽい方のトレースを選んで辿って行った。途中で方向が逸れたので、そこからはラッセル。尾根からの急登でmoriちゃんが苦戦していたので確認してみたら、案の定、ブーツのバックルが締まった状態だった。脛のバックルとストラップを緩めてもらった。
ジグの角度も緩めたのでピークまで無事到達。とはいえ、藪が思ったより濃い。1本目は藪が浅く見えた方へ滑り降りたけど、実は下の方はもっと濃かった。
途中まで降りてトラバースして登りトレースに復帰して登り返す。moriちゃんがシールに雪を付けてしまって糊が死にかけてたので、シールをバンドで留めると問題なく再びピークへ。
濡れた手袋を履くのにちょっと苦労していたけど、いよいよ最後の1本。先に滑り降りて藪の手前で止まって合図をすると伝えて滑り始めた。数ターンしたらすごく気持ち良い。藪の直前まで来たら、そのまま抜けられそうだと思ったので、そのまま止まらずに滑った。すると、案外オープンでつないで滑れそう。結局ボトムまで一気に落としてしまった。
合図をして自分のトラックを目印に降りて来るように指示したけど、moriちゃんは滑っているうちにトラックを見失ったらしく、最後はmsrnと一緒に降りてきた。リーダー失格だな。でも、さすがにこの斜面で寸止めは無理。
登りトレースでさっさと下山したけど、予定より1時間遅れている。
温泉もパスして帰宅した。久しぶりのまともなラッセルで疲れたのか、気を失うように車の中で寝てしまった。
ずっと吹雪いていて視界も悪く藪も濃かったけど楽しかった。BCにしてよかった。先シーズンみたいなコバンザメは避けて、今シーズンはどんどん主体的に滑ろう。鈍った勘を取り戻す。
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