15/4/12 樽前山
ついにバックカントリーでスノーサーフw
せっかく貸してもらったTT。4/5はまさかの札幌国際クローズで練習ができなかったので、icon6から2まで一気見したら、スノーサーフの神様が脳内に降臨。もう行くしかないでしょう。
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ちょうどえすきっくすからありがたいお誘いがあったので即答。樽前山?チャリアクセス?よく分からないけど行くことにした。
山ボードは2回目だけど、TTでは初めて。ゲレンデで試してはいるし大丈夫だろう。むしろ、チャリがDAHONのBoardwalkしか持ってないので、グラベル区間がありはしないだろうかと心配だった。
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朝6時前にえすきっくすに迎えに来てもらってチャリを積み込む。DAHONのコンパクトさもあって、チャリ3台と荷物は問題なく積めた。やっぱりルーフボックスは偉大だ。欲しいなぁ。
真駒内から支笏湖までの道路はところどころ大雨の傷跡が残る。それより驚いたのは、漁岳や恵庭岳周辺には山屋さんの車がたくさん停まっていたこと。しかも、路肩に寄せて5台以上も並んで停めてある。そこそこ交通量もある国道で、追い越し禁止の場所なのに、やっぱり年寄りは大胆だなぁ。マスコミも中高年バックカントリースノーボーダーは叩けても、面倒くさい年寄り山屋にはきっと文句を言えないだろうw
だいたい時間通りにゲート前に到着すると、すでにさなさんたちが来ていた。準備しているうちにメンバーが続々到着。みんなのチャリが車から降ろされて組み立てられていく中、見回すとDAHONは自分だけ。えすきっくすのママチャリを除けば、みんなマウンテンバイクやクロスバイク。小径は自分一人だけだった。さすがに不安になる。
でも、緩い登りが続く道だったので心配したほど遅れをとることはなかった。むしろ、ぶっちぎりで先頭を走っていたmsrnが浮いていた。しかも、結果的にmsrnがペースメーカーになってしまったので、みんなオーバーペースでバテ気味。前回の半分でチャリのデポ地点まで到達したらしく、今度は太ももの疲れが心配になって来た。
久しぶりにスノーシューを履いてハイク。ダラダラとした林道をおしゃべりしながら歩く。この林道が意外と長い。小屋まで着くとちょっと長めの休憩。ダケさんにもらった和菓子が美味しかった。日差しも強くてすっかり春だ。
いよいよ樽前山の斜面を登る。稜線までひたすら直登。シューなので問題なく登れたけど、シールで登ってるスキーチームは多少滑るようで早くからジグを切っていた。こういうのを見るとシューも悪くないとは思う。ザックが重いけれど。
上部で雪がなくなり岩場に阻まれたので、一度シューを脱いで雪が残っているラインまでトラバースしてから、一気に稜線まで登りきった。空気は比較的済んでいて、溶岩ドームと支笏湖越しに羊蹄山まで見える。風は冷たいけど、それほど強くないので焼肉が楽しみだ。まずは滑ってからだけど、意外と疲労が大きい。
ボードを履いてからザックを背負っても重く感じる。ちゃんとターンできる自信がなかった。先に滑った人たちが結構気持ちよさそうに滑っているので少し安心はしたけど、2週間ぶりで滑り方を忘れている。5人目くらいで滑ってみたけど、雪は滑りやすそうなのに、身体が思うように動かない。特に、ライトの尾根に向かって滑りたいのに、自分の意思とは反対に板はフォールラインへ向かっていく。無理に曲がろうとヒールサイドのターンをすると、案の定エッジが外れて転んでしまった。そんなのを何回も繰り返す。最後は仕方なく思いっきりトラバースして尾根に上がってから、みんなのもとまで滑り降りた。こんなことなら沢筋をボトムまで滑り降りて登り返した方がよかった。ものすごく残念な滑り。
気を取り直してこの日のメインイベントの焼肉。久しぶりに自分のストーブを持って来たのだけど、如何せん火力が弱い。いくらガスを出しても火力はむしろ弱って行く。隣ではいい感じで肉が焼けているのに。どうやらホースが冷えるのが良くないらしい。火で炙るくらいがいいみたいで、置き方を変えた途端にジェットエンジンのように火を噴いた。
次から次へと取り出される肉がフライパンの上に乗せられる。エンドレス。それでもいよいよ肉が尽きた頃、焼そばを持って来たことを思い出した。さすがに持ち帰る気にはならないので、焼肉のタレを吸わせる目的も兼ねて焼そばを焼いて仕上げる。う〜ん、満腹。風も強くなって来て、気づくと自分以外はみんなシェルを着込んでいた。いつもなら真っ先に自分が着てそうなものだが。これが実はこの日の不自然なダルさの理由だと気づいたのは、その数日後に本格的に発熱してからだったw
食べ終わると滑ろうとする者はなく、みんな帰る支度。とはいえ、ボードではトラバースはきついので、ボードチームはそれぞれのスタイルでハイクアップ。つぼだったりシューだったり。自分はというと、ステップインではないのでつぼでそのままハイク。幸い雪は締まっていて沈まないのでそれほど辛くはない。ある程度の高度までたどり着いたので、薮が途切れる際を狙ってトラバースを始めたが、エッジが上手く噛まずにじわじわと高度が下がって行く。結局狙いの地点まで到達できずに、また板を外して登る必要があった。TTのフラットキャンバーはトラバースには不向きのようだ。
小屋までの濃い樹林内は恐怖そのもの。素人泣かせの密度で、最後の最後で社のような人工物に激突しそうになって慌てて薮をつかんで停止。激突するかと思った。最後の林道は思いのほか板が走るので、他の人よりも楽なほど。フラットキャンバーがいいのかワックスがいいのか、ともかく楽で助かった。
自転車を回収してからのダウンヒル。普段ではなかなか出ないスピードでスリルを味わえた。滑って帰れなくてもチャリの下りなら案外楽だ。行きよりもはるかに短く感じた。
下山後、休暇村で温泉に入って帰る。いいツアーだったけれど、さすがに疲れた。サドルで尻も痛い。
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