15/4/26 三段山
いよいよSlasherを借りての初BC。
大西さんから特別にお許しをいただきスノーボードで三段山ツアーに参加することになった。今回のツアー参加は、中岳温泉ツアーへの準備も兼ねていて、果たしてボードで参加できるかどうかを見極めるつもりだった。
kinpeiさんも参加するので、久しぶりに一緒にカミフまでドライブ。車内でおしゃべりを楽しみながら向かうので全然退屈しない。
あっという間にカミフに到着すると、もう何人かこの日のメンバーが到着している。
今回はカズくんやKさんといったボーダーもいるので心強い。慣れないスノーシューやザックへのボードの取り付けで手間取ったけれど、ひとまず記念撮影をしてから出発。残念なのは、スーさんが途中参加なのでモーニングコーヒーが飲めないこと。
シューだとところどころスキーチームとはハイクが同じラインにならない。直登向きなので、パーティーの後ろを付いて、ラインを見定めてから一気に登るのが楽だと気付いた。逆に、自分がリーダーなら好きなルートで登ってスキーヤーには適当にジグを切ってもらうしかないな。特にハイシーズンは。
天気予報では気温が高くなるようだったけれど、大西さんのナイスなルート取りのおかげで樹林帯は木陰の下を快適にハイクアップ。樹林帯を抜けてからも涼しい風のおかげで暑く感じることもなく稜線まで登り切ることができた。といっても、稜線上は逆に突風なので、ピークまで行かずに登ってきた西の谷を大人しく滑って帰る。
雪はザラメになる少し手前。風紋でデコボコしていて滑りづらいけど、スラッシャーは思いの外安定していた。上手くなったと錯覚してしまう。とはいえ、素人には変わりないので、ヒールサイドのターンでは上手く乗れないし、スピードが怖くてスピードを出せないので余計にターンがしづらい。上手く体を倒せないし、重心も下げられないのでなんとなく滑ってしまった。ゲレンデだと2本目で修正できるけど、山だと常に本番。修正が効かないので難しい。下部はいよいよストップ雪で、つんのめりそうになるのを堪えながらなんとか焼肉会場までたどり着いた。
Mさんには悪いけど、Mさんがテレの練習中でホッとした。ボード素人の自分だけが目立つことを心配していたけど、自分のショボさがカムフラージュできたかもしれないwww
ザラメシーズン=焼肉シーズンと言っても過言ではないだろう。大西さんも焼肉しに登っていると言っていたような気が。女王様スロープと呼ばれているらしい場所は、いい見晴台になっていて焼肉には最適。景色に見惚れて何も考えずにイスとテーブルを指示に従って作ってから席に着くと、素晴らしい景色には背中が向いていて、目の前には大西さんのの笑顔という素晴らしい席だったことに後から気付いてちょっぴり後悔。いや、光栄だったw
中岳温泉ツアーへ向けて秀岳荘セールで着々と装備を充実させた大西さんが、新しいSOTOのストーブをテストしたり、下山後には宴会場用のテントのテストも待っていた。腹八分の大人しい焼肉に物足りないメンバーもいたようだけど、自宅では決して食べることができない量より質ないその精肉店の焼肉で満足。
下山後にキャンプ場でV6のテスト。どこかのアイドルグループのように「ブイシックス」と読むのではなく「ブイろく」と読むらしい。山岳部御用達のテントだそうで、大西さんはテントを張りながら目を潤ませていた。ように感じた。
温泉でいつものように長湯してから札幌まで帰るのだけど、果たして中岳温泉ツアーへはどうするのか。焼肉を食べているときに散々ダメ出しされたけれど、自己採点は高いので、ボードで参加する気満々だ。今さらスキーになんて戻れるか、という気分なので、スキーと同じようにどこでも滑れるようになるまではボードで滑り続けるつもりだ。極端だと言われることもあるけど、中途半端に滑っても上手くならない。逃げずに滑り続けてこそ上達できる。まあ、これはあるテレマークレジェンドの教えだが。道具を使い分けるのは上手くなってから。いつ訪れるか分からないその日を目指してひたすらボードで滑ろう。
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