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16/1/16 カムイスキーリンクス VUC

VUC TENTH ANNIVERSARYに参加してきた。

移動が長くなりそうなので、前日に実家からレガシィを借りておいた。当日はカムイスキーリンクスに8時半集合なので、万一、高速道路が通行止めになっていてもギリギリ間に合うように6時に出発する予定だったけれど、msrnがもたもたしていて30分くらい遅れて出発。いつものように札幌ICから高速道路に乗り、野幌PAで朝食を調達し、あとはひたすら深川ICまで走る。札幌は晴れていたのに、岩見沢を過ぎた辺りから雪が降り始め、三笠を越えると先行車両の巻き上げる雪煙で視界不良にたびたび陥り、神経がすり減る。

8時前にようやく深川ICから下道へ降りてスキー場へ向かう。心配したほど天気は悪くない。スキー場へと車が続々と進んで行く。中学の大会か何かの案内が道路脇に立っていた。まだ早いのに駐車場も混んでいる。車から道具を降ろしていて財布を忘れたことに気づいた。msrnに忘れたことを伝えると表情が凍っていたw もう見慣れた顔だけどwww

センターハウスで準備をしていると秋庭さんと夏以来の再会で挨拶。2階で受付を済ませた後に、参加者が次、また次とやって来た。意外とみんなのんびり到着で、9時にセンターハウス前に集合になった。

立てかけておいたミクジニの方を見ると、隣には黄色い痛板が!daisukeさんの優希ちゃんだった。5年前に初めて参加したVUCで痛板に興味を示してくれて、すぐに痛板にしてくれたものの、怪我とかでなかなか再会することができなかったけれど、ついに実物を目にすることができた。

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スキーの方を持って来なくてdaisukeさんには悪いことをしたけれど、昼休みに車へ取りに行くことにした。センターハウス前に参加者が集まると、秋庭さんから挨拶があり、スタッフの紹介が行われた。自分のジーニアスの他にもう1枚置いてあったのは、ベクターのゴリさんだった。バインディングも同じくaccubrade。スノボは自分を含めて3人。ちょっと寂しいけれど、スノボの信者はこんなもんだろうw

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まずペアリフトで上がり、ゴンドラに乗って上まで行くと、早速撮影だった。身体が温まる前からいきなり撮影の順番待ち。VUC恒例のルーティンを忘れていたw バラクラバを家に忘れて来たのは痛い。スノボなので足が冷たくなりづらいのはよかったけど。

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カメラを意識する余裕はもちろんなく、とにかく普通に滑り降りることに徹した。よりによってゴールドコースでカメラを構えられても、アルペンスキーならまだしも、スノボ初心者には厳しすぎる斜面。核心部を歯を食いしばって滑り抜け、緩斜面でカービング。相変わらず、スキーもテレもスノボも上手い人が多い。

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昼休みにラーメンを食べてから、後半はアルペン、テレ、スノボに分かれてクリニック。といっても、自分が入ったスノボ班はフリーラン。ゴリさんに今後の展望を聞けたのは興味深かった。途中から加わったタカさんに一度カービングのクリニックということでアドバイスをもらえたけど、内容が初心者にはなかなか難しい課題だった。

スキーは板自体のサイドカーブと踏み込むことによるたわみを使ってカービングするけれど、スノボは両膝を内側に倒すことでサイドカーブを作り、その状態で踏み込むことでカービングがより切れ上がるのだとか。以前、フラットキャンバーのTTでカービングするのに同じようなことをカズくんから聞いたけど、スノボは伊達に1枚の板に両足を固定しているわけではないようだ。他にもトーションを利用するとか、正直、ちょっとしたカルチャーショックだ。

Geniusの乗り方についても教えてもらった。タカさんやタザキさんはMark IIIに乗っていたのだけど、やっぱりGeniusはピンテールなのでカービングはしづらいのだそうだ。自分でも感じていたように、カービング後半で引っ張るとテールが抜ける。できるだけ前乗りを意識して、中心に乗れるようにしなきゃいけない。パウダーでも同様で、どうやら自分はパウダーでは後ろになってしまっているらしいけど、GeniusはGentemstickのようにノーズを上げずに、真ん中でそのまま乗れてスピードが出るそうだ。

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Geniusでは後ろ乗りになりやすいらしいけど、ヒールサイドでもGeniusの割には結構切れているというコメントをもらえたので嬉しかった。自分ではまだまだ不満でも、努力が認められたようだ。初滑りからほとんどGeniusばかり乗って来て、初心者なりに板の癖も分かるようになって来た。スキーでもそうだったけれど、板はちょっと癖があった方が乗りこなすのが面白い。どこかに秀でている道具は、その性能を引き出し、他を技術で補う楽しさがある。

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午前中は日が陰って雪面が見えなくなり滑りづらくもなったけれど、午後からは日差しがあって滑りやすかった。第五リフトが終わるまで滑り続けて1日目が終了。いつもより緊張感をもって滑ったせいか結構疲れた。

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スキー場でいったん解散して、各自ホテルなどへ戻ってから夜の懇親会でサイド集まる。旭川市内のドーミーインに宿をとっていたので、まっすぐホテルへ向かった。というのも、温泉に入りたくてホテルを決めたから。スキー場から旭川への途中には高砂温泉くらいしかないので、冷えた身体を温めるにはホテルの温泉がちょうどよかった。

ところが、ホテルから懇親会会場への歩きが想像以上に厳しかった。札幌ではまず体験しないような冷え込み。マイナス20℃くらいあるんじゃないかと思えるような寒さだ。せっかく温泉で温まった身体からどんどん熱が奪われる。ビブを履いて来ればよかったと思ったくらいだ。会場のBANK OF AMERICAの中へ入ってホッとする。

食事と飲み放題で4,000円。財布を忘れたけど、なんとか現金で間に合うらしい。ただ、会場は狭くてほとんど立食状態。ビュッフェ形式の食べ物もなかなか取りに行きづらくてちょっと残念。懇親会がスタートしてしばらくしてカワジリさんのスライドショーとゴリさんが撮ったムービーの上映。自分で滑るのに精一杯で他の人の滑りをあまり見てなかったので、改めて写真を見て当日の様子を思い出した。静止画マジックはありがたいし、ミクも写してくれてたので嬉しい。

浅川さんとエスキックスの板のことについて話していて、もうそろそろラストオーダーという頃、焼いてきたクッキーを出すのを忘れていたことに気づいた。VUC TENTH ANNIVERSARYのお祝いのクッキーをお店から借りた皿に乗せて秋庭さんたちに披露して、みんなに食べたもらった。3日前に型を作り、2日前には生地づくりから始めて夜中まで4時間かけてなんとか40枚焼きあがった。去年のチーズケーキ以上に手間がかかっているので、みんなに喜んでもらえてよかった。

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21時半で3時間の懇親会も終わり。会場の狭さのせいか食べ残しがすごく多くてもったいなかった。最後にオニオンリングをつまみ食いして帰る。金欠なのでお持ち帰りにして翌日の朝食にしたかったw

二次会に行こうにもお金が足りなくて困っていたところ、ありがたいことに村長に貸してもらえることになり、ナオキックスの案内でモローズへ移動。クラフトビールの店らしいので、まだ飲んだことがないノースアイランドビールを飲んでみたかったけど残念ながらメニューにはなかった。とりあえず、クラフトビールとしては有名なよなよなエールというのを注文。普段、高価いビール飲んでないので味のちがいを感じる。

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今回は浅川さんからの痛板についてのツッコミが厳しかった。自分としては、痛板という遊び・文化を楽しんでいるのだけど、自分のオリジナルではなく乗っかっているだけというのが中途半端で良くないみたい。好きなものを組み合わせていることは評価してもらえたけど、その先を期待されてしまったw テレマークの滑りでも去年、永島さんから「名人の先」という難しい課題を言い渡されているけれど、二人ともなかなか厳しいwww

個人的にはオリジナルでなかったとしても、楽しみ方にオリジナリティがあればいいと思ってた。自分は明らかにJIBAの方向性とはズレている自覚がある。基本的にコミュ障なので大人数は苦手。協調性も低いので、好きにやっているのが好き。批判も非難も楽しむけれど、一番大事なのは自分が面白いと思えるかどうかなので。結局、Project iGeniusは失敗。スノボ始めたタイミングなのも良くなかったし、いろいろハードルが高かった。自分のイベントではないので仕方ない。

とはいえ、今回いろいろと浅川さんと話して感じたのは、痛板もバフンも、今回のクッキーも、みんなで楽しむためにしてるということ。滑りをただ滑るよりも楽しみたいから。そんなことに改めて思い至って、「その先」にどんなことをしようかぼんやり思い浮かべながらホテルへ帰った。

いい気持ちで部屋に戻って早く寝ようと思ったものの、部屋には鍵がかかっている。もちろん宿泊費を安く済ませるためにmsrnとは同じ部屋だ。メールを送っても返事がない。ドアをノックしても返事がない。あきらめてフロントへ行って合鍵を借りることができたので、無事にベッドに横になることができた。極寒の旭川市内でまさかの車中泊という事態は避けられたw

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